PCX e:HEV グリップヒーターの取付 Vol.6

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JK型PCX電源コネクター

最後は車体のACC電源とグリップヒーターを接続します。

社外品のグリップヒーターを使う場合は

JK型PCX(PCX160)では純正のUSB電源の裏にある

060型防水2Pソケットから分岐させて接続します。

メーターが横にあるので隙間が狭く

指が入らない場合はラジオペンチ等で

ツメを摘まみながら抜いてください。

 
PCX電源分岐コネクター

それから電源取り出しハーネスをソケット同士の間に噛まします。

電源取り出しハーネスの作り方は

ここのページで説明していますよ。

 
キタコ電源取り出しコネクター

ハーネスを作るのが面倒な場合は

キタコの電源取り出しハーネスを使います。

 

次はグリップヒーターの配線をACC電源に接続する為に

フロント部分まで通します。

左端のスペースが広いのでここから通したいと思います。

手が小さめの方はダイレクトに配線を拾いにいけますが

ここのスペースに手が入らない方は配線通しを使います。

 

配線通しをここから出すのには少し苦労するので

このように六角レンチのような物で拾い上げると簡単ですよ。

ここから左右のグリップヒーターのケーブルと

スイッチのケーブルを通していきます。

 

こんな感じになりました。

スイッチの配線は短いので少し奥にあります。

次はここからギボシ端子を接続した末端の配線を

車体のセンター部分まで通します。

 

こんな感じにで通せました。

うまく通せない場合は配線通しを使うと簡単です。

 

末端の配線とグリップヒーター、スイッチの配線を接続します。

 

車体のACC電源とグリップヒーターの末端の配線を接続します。

写真のように車体のACC電源をすでに

タコメーターやUSB電源と接続している場合は

ギボシ端子の分岐配線を使って接続します。

 
JK型PCXグリップヒーター

電源を接続出来たのでとりあえずキーを捻って

通電テストを行います。

スイッチのランプが光ったらOKですね。

後はフロントのカバー類を逆の手順で

元に戻せば作業完了です。

ちなみにキーを捻った時に光るランプは

バッテリーの電圧表示をしているので

電圧によってランプの光る数が変わりますよ。

 

普段は完全に消灯していますが

スイッチのボタンを押すと

写真のように暖かさレベル1から始まります。

このレベル1の暖かさだけでも全然違うので

気温が10度前後だとレベル1で済んでしまいます。

 

ボタンを押すと暖かさのレベルが上がっていきますが

この状態でエンジンを切っても

最後にエンジンを切った時の状態を記憶しているので

次にエンジンを掛けた時は

ボタンを一度押すだけでレベル3から始まりますよ。

以上、グリップヒーターの取付でした。

 

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