PCX e:HEV グリップヒーターの取付 Vol.4

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次は車体左側のグリップを外しますが

無傷で素早く純正グリップを回収する為に

今回は秘技シリコンブレード工法を行うので

グリップの長さと同じ120ミリの刃長を持つ

コーキングへらの裏表にシリコンスプレーをたっぷり吹きます。

ちなみに純正グリップが必要でない場合は

カッターナイフで切っても良いのですが

ハンドルバーにキズを付けないように注意が必要です。

 

ヘラをハンドルバーとグリップの間に差し込み左右に動かします。

これを3カ所くらいに差し込んで繰り返すと完全にボンドが外れます。

 

グリップを回してみてクルクル回ったら抜き取ります。

 

ハンドルバーに残ったボンドを綺麗に取っておきます。

ツメで擦って取るか適当なテープでペタペタすると取れます。

 

次はスイッチをハンドルバーに通します。

マニュアル通りだとこの取り付け方になりますね。

必ずウインカーを操作してみて

左側に倒した時にウインカーが保持される事を確認します。

メリットは取付が簡単な所で

デメリットとしては車両によってはウインカースイッチを

左に倒した時に保持されない事があるのと

スイッチの厚みの分だけグリップが外に出ます。

 

次はプランBとして

スイッチボックスの奥に取り付ける方法です。

まずは先にブレーキレバーホルダーのボルトを2本緩めて

スイッチのスペースを確保します。

取付時の締め付けトルクは12N-mです。

ちなみにホルダーを固定している初期位置は

ちょうど切り目の真上の位置にポンチで印が打ってあるので

それを目印に固定します。

 

スイッチボックスの前側にあるプラスネジを2本外します。

 

スイッチボックスの手前を上にスライドさせて

ウインカーのスイッチを避けて外します。

 

スイッチを奥に通してから

スイッチボックスを元に戻します。

写真にも写っていますが

スイッチボックスには内側に出っ張りがあるので

それをハンドルバーの穴に差し込んで固定します。

 

こんな感じに仕上がりました。

どちらか好みの方を選んで下さい。

ちなみにこのやり方でアクセル側にも取付出来ますよ。

 

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