PCX e:HEV グリップヒーターの取付 Vol.5 |
それではグリップヒーターを取り付けしますが まずは付属のボンドをハンドルバーの端から 3分の1程度に裏表まんべんなく塗ります。 |
グリップヒーターの裏側にパーツクリーナーを たっぷり吹きかけて素早くハンドルバーに差し込みます。 |
ボンドを全体に馴染ませるために 回転させながら差し込みます。 硬くてどうしても最後まで入らない場合は 端からゴムハンマーで優しく叩きます。 特にスイッチをスイッチボックスの右側に固定した場合は 差し込む量が増えるのでかなりの力がいりますよ。 |
そしてもっとも重要なのがグリップの固定位置で 必ずケーブルが下向きになるように固定します。 |
スイッチのボタン位置を確認し 押しやすい所でイモネジを回して固定します。 |
車体右側と同じくグリップヒーターとスイッチの配線を 他の配線と同じように通して メーターパネルの所まで持っていきます。 ここも結束バンドを使った方がキッチリ止められますね。 |
仕上げにバーエンドを固定します。 車体右側のアクセル側は何も問題なく固定出来ますが スイッチを取り付けた左側は このようにスイッチの厚みの分だけグリップが飛び出すので 今まで通りにはバーエンドを固定出来なくなります。 その為、グリップヒーターにはキャップが付属しています。 |
キャップを使わずに今まで使っていた バーエンドを取り付けたい場合は M6~M8のワッシャーを5~6枚ほどスペーサーとして使います。 ちなみに純正の大きなバーエンドを固定する場合は 車体右側はワッシャーを2枚ほど噛ませば グリップとのクリアランスが確保出来るので固定出来ますが 車体左側は5~6枚ほどワッシャーを取り付ける必要があるので 純正のボルトでは短くてネジ穴まで届きません。 予め、長いM6の皿(テーパー)ボルトを用意しておく必要があります。 |
後はネジにワッシャーを通して固定するだけですが 使うバーエンドによってワッシャーの枚数を変えてください。 |
ここでの注意点は ホンダ車の純正の皿ボルトは緩み止め加工がされていて ネジ山が所々削られているので それが車体側の溝を削ってしまい噛んでしまうことがあります。 取り付けの時は慎重にネジを回す必要がありますよ。 そういう理由からここのボルトは一度取り外すと 新品のボルトに交換する事を推奨されています。 ボルトを再利用する時はシリコンスプレーをネジに吹いておくと 引っかかる確率が減りスムーズに固定出来ます。 |