HONDA PCX タコメーターの取付 Vol.6

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抜け防止対策と絶縁の為に

故障診断コネクターと茶色の配線を

大きめのビニルテープで挟んでおきます。

 

フタが閉まるようにバッテリー横にコネクターを納めます。

これがもっともローコストで仕上げる方法なんですが・・

 

コネクターに端子をダイレクト挿しのおまけにビニテかよ!

って思ったブルジョア階級の方々は

最初から4極の防水コネクターを使って下さい。

住友の090型端子も付属していますよ。

写真はキタコとキジマのを載せていますが

キタコだと今回必要なオス側だけのを売っているので

定価が200円ほど安いです。

 

コネクターを使った接続でも手順は同じですが

090型端子を線にかしめる前に

線にゴムパッキンを通しておきます。(↑写真は通していませんよ)

最後に090型端子をコネクターの裏から

差し込んで固定するだけです。

くれぐれも差し込む場所を間違えないように・・

 

するとこんな感じになります。

これだと万が一、故障してディーラーに車体を持ち込んでも

スムーズに故障診断ツールに差し替える事が出来るので

ディーラーの整備士に舌打ちされる事はないでしょう。

 

後は結束バンドを使って配線を車体に固定していきます。

車体が振動する事を考慮して配線には余裕を持たせます。

あと鋭利な所に固定すると配線が傷付くので

出来るだけ平たい所や他の配線と同じ所に固定します。

 

前輪後方の所まで来ました。

ハンドルを左右に切ると配線を多少引っ張りするので

ここは少し多めに配線に余裕を持たせて固定しておきます。

後は逆の手順でカバー類を元に戻せば作業終了です。

 

フロアサイドカバーを元に戻す時の補足・・

まず最初にアンダーカバーに引っ掛けます。

 

そしてリアの部分を少し持ち上げぎみで

黄矢印の穴の上に乗せて固定します。

サイドフロアカバーを車体に押しつけながら

後ろ側にあるツマミを押し込んで固定します。

 

そしてステップ部分に差し込みます。

後は逆の手順で元に戻します。

 
PCXデジタルタコメーター

それではタコメーターの設定を行います。

まずはバーグラフの回転数を設定します。

確認出来ているPCXでの最高エンジン回転数は

9200回転ほどだったので

9500回転あたりにしておくと良いと思います。

これで下のバーグラフが

9500回転で一番右端まで埋まることになります。

 

点火方式の設定は

IP2rのクランク2回転1点火に合わせます。

 

これで規定アイドリング回転数の

1700回転前後が表示されるようになります。

後はマニュアルを見ながら

ゆっくりと時間でも合わせて下さい。

以上、JF81型PCXのタコメーターの取付作業でした。

 
 
 
 
 

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