HONDA PCX インプレッション Vol.4

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2018年型PCXフロントフォーク

サスペンション

乗り心地の印象は普通・・というよりも若干硬めで

ブレーキング時の前後のピッチングなど

サスペンションをストロークさせる量は

若干抑え気味な印象です。

なので125ccのスクーターの中でPCXは

少しスポーティな部類に入るのかもしれませんね。

車体剛性が上がっているという事で

サスペンションからの不安な要素は特にありませんね。

 
2018年型PCXリアサス

先代よりもリアサスのストローク量が増えていて

尚且つ、バネレートは3段階の構造になっているので

先代のPCXよりも乗り心地が良くなりましたよって話なんですが

乗り始めはいうほど乗り心地が快適じゃないというか

安物のサスペンションにありがちな

新車時の動きのシブさみたいなのがあるので

ある程度、走行距離を走って馴染ませる必要があります。

どっちにしても125ccクラスのスクーターに

乗り心地は求めない方が良いですね。

 
JF81型PCXブレーキキャリパー

ブレーキ

ブレーキの効きは至って普通といった印象ですね。

2018年10月からのABSの完全義務化に伴い

法規的にも今回はABSを標準装備してきそうな

雰囲気がありましたが

125ccのPCXはお得意のコンビブレーキで済ませたようで

どんだけコンビブレーキに信頼を置いているんだよって話ですが

125cc以下ではコンビブレーキでも法規的にOKですね。

コンビブレーキはリアブレーキを掛けると

フロントにもブレーキが掛かる仕組みなので

2本のブレーキホースがキャリパーに繋がっていますね。

 
PCXコンビブレーキのキャリパー

コンビブレーキのブレーキキャリパーは

一瞬、3ポットキャリパーかよ!って

テンションが上がりそうになりますが

真ん中のピストンはリアブレーキ系統からの油圧により

押し出されてフロントにブレーキが掛かるようになっているので

フロントブレーキを掛けると両側の2つのピストンしか機能しません。

ちなみに先代のJF56型と同じコンビブレーキの構造ですが

ブレーキキャリパーが変更されているので

ブレーキパッドの形状も変わっています。

 
PCXリアドラムブレーキ

リアは先代同様にドラムブレーキです。

弊害があるとしたら見かけがスポーティじゃないのと

空気を入れる時やチェーンを掛ける時に

ブレーキのアームが邪魔になる時があります。

 

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