HONDA PCX インプレッション Vol.3

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PCXラジエターカバー

エンジン

スペック的には馬力表示だと先代と同じ12PSですが

ワット表示では先代よりも0.4KWパワーアップしていて

9KW/8500回転になりました。

明らかにヤマハのNMAXを意識した出力ですね。

先代のPCXよりパワーアップした0.4KW分を

体感する事は厳しいというか

加速性能的にはあまり進化は感じられませんでした。

加速性能に関してはスクーターの場合

エンジン出力よりも自動変速機のセッティングに

委ねられる部分が大きいので

エンジンの出力の数字だけでは加速性能を判断出来ませんが

他メーカーの125ccクラスのエンジンと比べると

低~中回転域でのトルク感はかなり力強く感じます。

あと、ホンダの125ccのエンジンはどれもアイドリング時の

振動が大きい印象がありますが

アイドリングストップ機能さえ使えば無視出来ますね。

むしろその振動をごまかす為に

アイドリングストップ機能が付いているんじゃないかと

思えてしまいますが・・

 
PCXクランクケース

トランスミション(CVT)

積極的に変速させてエンジンの回転数を

あまり高めないセッティングなので

加速時の軽快感はほとんどないものの

なんせ低~中回転域でのエンジントルクが分厚いので

体感的な加速はもっさりしているけど

速度はしっかり乗っている感じですね。

なので体感的な速度感覚だと知らず知らずのうちに

速度が出過ぎている事があるので

スピードメーターはしっかり確認した方が良いです。

 
PCXメーターパネル

メーターパネル

先代はスピードメーターがアナログでしたが

フルデジタルメーターに変わり

AVG(平均燃費計)がオドメーターやトリップとは別に

常に表示されるようになりました。

AVGはトリップメーターと連動していて

トリップメーターをリセットするとAVGも同時にリセットされます。

ちなみに実際に走った時の実燃費は

燃費走行をすると1リッターあたり約47Km(AVG表示)で

飛ばし気味で1リッターあたり約44Kmでした。

 
2018年型PCXメーターイルミ

メーターパネルは周りが暗くなると

濃いブルーのバックに変わり白字が浮かびます。

 
2018年型PCX燃料タンク

燃料タンク

燃料タンクの容量は8リッターなので先代と同じで

実燃費から計算すると

航続距離は360~380Kmあたりですね。

カバーの開き方にも気を使っているか

スローな感じで開くので高級感があります。

正直、燃料を満タンまで入れる勇気がないというか

液面が見えにくいので吹きこぼれが怖いです。

 

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