HONDA PCX インプレッション Vol.1 |
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3代目のPCX。 |
PCXに関しては以前、ヤマハのNMAX VS PCX(JF56型)の
企画を行った事もあり
所有していなくても何度も乗っていたので
非常に親しみがあるスクーターなのですが
3代目にしてやっとPCXのオーナーになれました。
PCXはもはや説明する必要がないほど
ベストセラーのスクーターになりましたし
125ccを代表するようなスクーターですね。 |
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思えば初代PCXを見たのは2009年のモーターショーで
125ccにしてこの近未来的なフォルムは衝撃的でした。
当時はスクーターなんて金○の付いていない
女の乗り物だなんて思って全く無視していましたが
後にスクーターのチューニングにハマってからは
いつかはPCXのオーナーになってみたい・・
なんて思うようになりました。
え~、長くなりそうなのでそろそろインプレッションを
始めたいと思います。
主に先代のJF56型PCXと比較していますので
購入するにあたっての参考にでもしてください。 |
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デザイン・外装 |
デザインに関しては初代PCXからずーっと同じコンセプトを
キープしつつマイナーチェンジをするような形で
少しずつ造形を変化させてきたので
今回の3代目PCXでも、どの部分を切り取って見ても
PCXだとひと目で分かりますね。
3代にわたり煮詰められてきたデザインは
昨日今日出てきたスクーターとは
デザインのレベルが違うというか
3代目PCXは、初代PCXから続いてきたコンセプトの
まさに最終形態なのではないでしょうか。
特に先代と比べて筋肉質になったというか
車体全体の厚みが増したように思えますね。
それは車体のデザインだけでなく
前後のタイヤが太くなった事も確実に影響していると思いますし
わざわざ高価なミシュランタイヤを採用しているのも
タイヤの溝さえもデザインの一部として
計算しているからだと思われます。 |
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ぱっと見ただけでは「先代と変わってないんじゃないの?」
なんて思ってしまいますが筋肉質というか
少し丸みを感じる曲線の美しいラインに進化しています。 |
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大概のタンデムステップはデザイン性の邪魔をしますが
そのタンデムステップさえもデザインのアクセントとして
機能させていて素晴らしいですね。 |
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個人的にもっとも気に入っているのが
初代PCXから続く伝統とも言うべき
ラジエターに風を導入する為のエアスクープですが
125ccのスクーターには勿体ないと思うくらい
素晴らしい造形美を感じます。 |
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PCXと言えばこのスポイラーのような飛び出した
グラブレールカバーなんですが
先代のデザインにさらに磨きがかかっていて美しいですね。
ただ、外から見えるネジが少なくなった事など
カバー類を外すのに少しだけ手間が掛かるようになったので
メンテナンス性は落ちていますね。 |
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LEDヘッドライトに眉毛が出来ました。 |
先代ではヘッドライトのまわりに車幅灯があったので
少し離れると一つの光りの塊に見えていましたが
今回の3代目のポイントはヘッドライトと車幅灯が
分離されている所で
特に象徴的なのはこの眉毛ですね・・
ヘッドライトの光りと車幅灯がちゃんと別々に見えるので
より個性が強くなったというか
離れていてもPCXだとより分かりやすくなったと思います。 |
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ハイビームでは中心が光ります。
ロービーム同様にハイビームでも
しっかり光が拡散するので夜の運転も安心です。
このようにすべてのライトを点灯させても
ヘッドライトの中には暗い部分が作ってあって
ヘッドライトと車幅灯が別々に見える工夫が施されていますね。
やはり今回のPCXのデザインの拘りはかなりの物だと思います。 |
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先代から既にナンバー灯やウインカーなど
全ての灯火器類のLED化は済んでいましたが
デザインがさらに洗練されていて
より未来感のあるPCXに相応しいテールランプになりました。
自動車やバイクなど乗り物全般に言える事なのですが
大概は前か後ろ、どちらかのデザインが残念というのが多い中
今回のPCXは前も後ろも抜かりがないように見えますね。 |
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そしてこのハンドルバークランプまわりも注目ポイントで
運転していて一番目がいくところが
このハンドルクランプまわりなんですが
先代のJF56型ではここはテカテカのメッキ一色だったのが
ピアノブラックというか、良い感じにテカリがある
ブラックで大部分が覆われていて
特にハンドルクランプのボルトを隠すキャップの所が
オシャレになっています。
ブラックを上手く使う事でメッキ部分とのメリハリが出来て
ガキっぽさというか、安っぽい感じがなくなり
むしろ高級感さえ漂ってくるレベルまで到達したと思います。 |
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マフラー |
先代ではマフラーカバーでサイレンサー全体を
覆う感じになっていましたが
3代目ではマフラーの出口部分にも別にカバーを付けた事で
後ろ側から見た時のマフラーの存在感が増していますね。
このように今回のJF81型PCXでは
細部にわたりデザインが高いレベルで煮詰められている事が
分かって頂けたと思います。 |
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