DEデミオの足回り3 サスペンション

RS☆R TI2000 ダウンサス

すっかりここの定番になってますが

今回、ノーマルサスと比べて乗り心地は明らかに

「硬くなった」という印象があります。

でもまだまだノーマルと言っても良いほどの範疇ですが・・

ローダウンサスだけでも旋回時のタイヤの接地感が良くなりますし

ブレーキング時のピッチングも少なくなって安定します。


左側がノーマルサス。 右がTi2000ダウンサス。

今回、フロントの純正バネは最近のクルマでは珍しく

結構縮ませてダンパーに収まってありました。

写真を見てもわかるように明らかに

Ti2000の方が巻き数が少ないですよね・・

しかも純正バネはかなり太いです。

TI2000は、短くて細い分、軽量ですし

DEデミオ用のTi2000のフロントサスは

ノーマル以上にストロークが確保できそうです。

強度の高いTI2000の本領発揮ですね。

しかし・・リア側のバネだけは

純正の方が巻数が少なくて軽かった・・どういう事!?

 

取り付け作業

他のコンパクトカーや軽自動車と全く同じ構造です。

なので詳しくは他のクルマのコーナー参照で。

今回は知ってたら楽ちんなバネ交換のコツ編です。

まずは、リアから・・

まず初めに私は必ずサス交換の時、油圧ジャッキの他に

純正ジャッキも用意します。
(純正ジャッキとウマだけでも交換出来ます)

この純正ジャッキの使い方次第でかなり作業が楽になります。

油圧ジャッキで持ち上げるポイントですが私は

リアバネの受け皿周りから持ち上げました。

はい、まずここで油圧ジャッキに高さがあって

バネの受け皿の下に潜らせられない場合・・

純正ジャッキを使って、標準のジャッキポイントから

持ち上げて油圧ジャッキが潜れる高さまで上げます。

特に車高の低いクルマだとこのワザは重宝します。

あとショックの最下部のボルトを抜く時にも

バネ圧をボルトにかけないようにする為にも

写真のように下から若干持ち上げると

簡単にボルトの抜き差しができます。

ボルトが外れたらサスペンションを下に下げてバネ交換するだけですね。

もちろんバネを受けるお皿は掃除しようね・・

次はめんどくさいフロントのバネ交換・・

とりあえず、ストラットタワーの所から

ショックの頂点のナットを緩める事を忘れずに。

DEデミオは、17ミリのロングソケットが必要です。

普通のソケットだと絶対届かないです。

ゴムのフタがあるので先に抜いてください。

車体左側は樹脂カバーが作業の邪魔になるので

近くにあるビスを一つ取ると簡単にカバーを浮かせられます。

後は、いつものようにスタビリンクや

ブレーキホースを固定しているボルト等、

ショックにくっついているボルトを全て外してショックを抜きます。

ショックが外れるとこんな感じです。

ここからが一番時間がかかりますしめんどくさいです。

バネに消音効果のあるゴムが被せてありますね・・

もちろんこのゴムも移植してあげましょう。

次はスプリングコンプレッサーを

使ってスプリングを縮ませます。

手作業だとこの作業が一番しんどいですね・・

計4回縮ませます・・戻す作業もしんどいです。

潤滑剤をスプリングコンプレッサーに

スプレーすると少しだけ楽になります。

電動工具やエアツールを使う事を超超超お奨めます。

ショック頂点のナットを取るときに

ショック自体も回る場合があるので

その場合は、六角レンチを使って止めます。

バネを無事、組み込んだ後は今までの逆手で戻すだけです。

純正ジャッキを使うと、ボルトを通す時の

穴の位置調整なんかも楽ちんです。

あとショックを抜いた後、↑写真の状態で保持すると

ブッシュに負担がかかりません。

←ノーマル
←TI2000ダウンサス

フロントに対してリアの車高があまり下がっていませんが

シートや予備タイヤを積むとフロントとほぼ同じ感じになります。

 

HOME - DEMIO -  足回り1  > 2 > 3 > 4 > 5 > 6