YAMAHA シグナスX SR リアサスペンションの交換 Vol.1 |
REAR SHOCK!愛で空が落ちてく~る~ という事で今回は、シグナスX 4型のリアショック(サスペンション)を 交換してみたいと思います。 実は、後半にもう1本サスペンションを用意しているのですが まずは、見て下さいよ・・チョーカッチョ良いでしょ・・ もうビジュアルだけで取り付けたくなるようなリアサスでしょ・・ なので今回は、ビジュアルだけでリアサスを交換してみました。 今回用意したブツは・・ MBM 斜めタンクタイプのリアショック(ブラック×レッド)です。 バネとショックの色のバリエーションが色々ありますが シグナスXのボディの色と合わせてブラック×レッドを選びました。 |
色々な所にダイヤルが付いていて 伸びや縮みの減衰力を替えられるショックかと思いきや ダイヤルはデザインでダミーです。 変更出来るのはスプリングのプリロードで 無段階で調整出来るのですが、スプリングシートが一枚しかなく ロックシートがないのでバネ圧でスプリングシートが 動く可能性がありますね。 そもそも、スプリングは純正より明らかに硬いので これ以上硬くしたいと思う人はいないと思います。 |
シグナスX 4型の純正リアショックと比べて見ました。 全長は純正ショックが390ミリに対してMBMは350ミリ(360ミリ)で 上下にあるネジ穴の中心点の距離は純正が360ミリで MBMが320ミリ(330ミリ)でした。 MBMのリアショックは、10ミリの全長調整機能があるので ( )の数字は、延長した時の数値です。 つまり、単純に数字だけを見るとリアの車高が 30~40ミリほどダウンする事になりますが バネレートが硬く、乗車した時に純正サスと比べて ほとんど縮まないので 実際にはそれほど車高は下がりません。 |
MBMのリアショックの重量は1738gでした。 |
シグナスX 4型の純正リアショックの重量は1362gでした。 |
大幅にローダウンさせたい場合はそのまま取り付けてOKですが なるべく純正サスと同じような車高にするなら 取り付ける前にショックの全長を伸ばしておきます。 青矢印の所を21ミリのスパナで押さえながら 赤矢印のロックナット(22ミリ)をスパナで緩めます。 青矢印の所は細いスパナだと19ミリでもOKですが 通常サイズのスパナだとロックナットに干渉するので 21ミリしか使えませんでした。 |
最後まで回すと下の部分は完全に外れるので その気になれば15ミリほど延長させられますが 本体に10ミリ程度はネジが噛んでいないと 荷重でネジ山が潰れる可能性があります。 |
ノギス等で延長分の長さを計って 左右のショックの全長を合わせます。 最後にロックナットを締め直します。 ちなみにS-Hと書かれた減衰力を調整出来そうなダイヤルは ダミーですがカチカチっと回す事が出来ます。 |
それではさっそく作業編ですが 今回はサイドスタンドを立てて作業をします。 もちろんセンタースタンドでも良いのですが 違いは、サイドスタンドを使うと車体の重さが ショックにのし掛かっている状態になり センタースタンドだと、エンジンやタイヤの重さが ショックにのし掛かっている状態になります。 どっちが軽いんでしょうかね・・ |
まずは、シート下の収納ボックスを外しておきます。 4本の六角ボルト(10ミリ)を外して 収納ボックスを上に抜き取ります。 なぜ収納ボックスを外さないといけないのかを説明すると・・ 車体左側のサスペンションは問題ないのですが 車体右側のサスペンションの上側のボルトが 収納ボックスが邪魔なので抜けないんですよ・・ |
くれぐれも取り外した収納ボックスを イス代わりに使わないでください。 |
これでリアサスペンション周りの障害物が無くなりました。 |