YAMAHA シグナスX SR リアサスペンションの交換 Vol.2 |
それでは左側のリアショックから外していきます。 まずはショック上部のナット(14ミリ)を外しておきます。 メガネレンチよりラチェットレンチを使う事をお勧めします。 裏から六角ボルト(14ミリ)が刺さっているのですが 車体の重みがのし掛かっているので 片側からナットを外しても基本的にボルトは供回りしません。 ナットを外すだけでボルトはまだ残しておきます。 |
次は下側の六角ボルト(12ミリ)を外します。 もちろん、ボルトには車体の重みがのし掛かっているので ボルトの先端部分がショックのネジ穴から抜けたとしても なかなか硬くて抜けにくいですよ。 ショックのネジ穴からボルトの先端が抜けたあたりで ショック上部にある車体のフレームを少し持ち上げて 車体の重さからショックを開放させながら 片方の手でボルトを抜きます。 センタースタンドで作業をしている人は タイヤを足の甲で少しだけ持ち上げながらボルトを外すか タイヤの下に少しタイヤが持ち上がる程度の物を敷きます。 タイヤを持ち上げすぎると、ショックも持ち上げてしまうので ボルトが抜けにくくなりますよ。 |
ボルトが抜けて、車体を支えるのをやめると こんな感じでショックがクランクケースに 軽く乗っている状態になります。 |
後は上側にあるボルトを抜きます。 ここのボルトにはもうショックの重さしか乗っていないので 簡単に抜けると思います。 後はショックを車体前方に倒すように外します。 |
左側のリアショックが外れて 車体右側のショック1本で車体を支えている状態になりました。 |
新しいショックを取り付けます。 まずはショック上部をセットしてネジ穴を車体側と合わせ ボルトを通しナットを手で緩く仮止め状態にしておきます。 この上部をセットする所は少し硬いので 予めショックの上部に潤滑剤を吹いておくとスムーズですが ブッシュがあるので潤滑剤にはゴムに対して 攻撃性のない物を使います。 |
次に下側のボルトを固定しますが 純正より短いショックだとこんな感じで長さが足りません。 とりあえずこの状態で放置して 矢印のネジ穴側が車体側にある事を確認してください。 車体の外側なら下側部分を半回転させて ネジ穴側を車体側に向けておきます。 |