HONDA CT125 エアフィルターとインテーク Vol.2 |
それでは車体側で作業を行うので まずは車体のカバーを外して写真の状態にしておきます。 カバー類の外し方の詳細はここのページで掲載しているので ここでは省略しますよ。 |
まずはエアクリーナーボックスからリアキャリアに繋がる ダクトホースを摘んで潰しながら抜き取ります。 |
次はキャリアに固定してある樹脂のパーツを外すので 矢印の2カ所にある六角穴付きボルトを外します。 右側の矢印のボルトは下から覗くと 真上に固定してありますよ。 |
あとは矢印のツメで引っ掛けてあるだけなので 角度を変えながらうまく抜き取ります。 |
次はエアクリーナーボックスを外すので 先にブローバイホースを抜いてホースバンドを ユルユルに緩めておきます。 |
それから緑矢印のクリップを外してから 黄矢印の六角ボルトを外して インテークホースからエアクリーナーボックスを抜き取ります。 |
それではエアフィルターを接続していきますが インテークに関する補足の情報として・・ CT125のスロットルボディの外径は29ミリほどでした。 つまり、グロムやモンキー125と比べると そもそもスロットルボディの口径が絞られているので CT125は高回転域での吸気はあまり得意ではありません。 |
CT125をサーキットで走らせるなら このように28パイのエアフィルターが ダイレクトに取付出来るので ピークパワーだけを狙った場合、吸気はこんな感じになりますが これだと低回転域のトルクがカスカスになるので 今回は純正の長いインテークホースを生かし CT125の得意な低回転域での加速力を維持しつつ 吸気抵抗だけを軽減させるのが目的です。 |
それではこのジョイントチューブから エアフィルターを繋げていきますよ。 |
32パイに対応したホースバンドを使って インテークホースを固定しても良いのですが 固定箇所の面積がホースバンドよりも狭いので むしろ結束バンドの方がしっかり固定出来ます。 |
純正のブローバイホースをそのまま生かす場合は オイルキャッチタンクと接続する為に 耐油性のある10ミリのニップル(ホース継ぎ手)を使います。 写真のニップルは三洋化成のI型ニップル(NI-8)です。 長い耐油ホースを持っているなら 車体右側にまわり純正のブローバイホースを外して 耐油ホースに付け替え、ここまで持って来ます。 |
オイルキャッチタンクを固定する為に フレームに結束バンドを通しておきます。 |
フレームに通した結束バンドでオイルキャッチタンクを固定し ブローバイホースを接続しました。 |
インテークホースの固定は 結束バンドを使って後ろのフレームに固定しました。 |
カバーを元に戻すとこんな感じになりました。 これが今回もっとも短いインテークになる シンプルな組合せのプランAです。 完全にカバーに覆われているので そこそこの雨の日でも走れます。 純正マフラーとの組合せでは 低回転域の加速が若干鈍ったので どちらかというと社外品マフラーに替えた時に ピークパワーを伸ばせる 高回転域で力を発揮出来るインテークだと思います。 |