HONDA CT125 エアフィルターとインテーク Vol.1 |
今回はCT125のインテークを変更して むき出しタイプのエアフィルターを取り付けます。 ベストなインテークのレイアウトは 主にマフラーによって変わるので 今回はインテークの長さが違うパターンを 色々試してみました。 まずは肝心なエアフィルターですが デイトナのパワーフィルター(45パイ)を用意しました。 付属品としてホースバンドが1つ付いています。 今回はエアフィルターを2種類用意しましたが 性能の差は誤差の範囲というか確認出来ないレベルなので ビジュアルの好みに合わせて選んで下さい。 |
パワーフィルターの重量を量ってみると やはりサイズが大きな右のオーバルタイプが重いですね。 純正マフラーと組み合わせた計測では 性能差は確認出来ませんでしたが 物理的にはフィルターの面積が広い方が 吸気抵抗は少なくなります。 なので高回転域で性能を発揮する 社外品マフラーと組み合わせるなら オーバル型の方が性能が伸びる可能性はありますね。 |
まずはプランAで使うインテークホースは 32mm-38mmの異形シリコンホースです。 これを使う事によりCT125の純正インテークと 45パイのエアフィルターを接続出来ます。 |
シリコンホースとエアフィルターを接続するとこんな感じです。 この組合せで重量は184gでした。 |
ちなみにCT125の純正エアクリーナーボックスは 1020gほど重量がありました。 |
そして忘れてはいけないのが 純正エアクリーナーボックスに繋がっている ブローバイホースの処理ですが 今回は樹脂製でコンパクトな キジマのオイルキャッチタンクを使いたいと思います。 |
CT125には車検がありませんが 法令で大気開放は禁止されている事もあり ゴムホース部分を撤去して 適当なエアフィルターを取り付けました。 フィルターは適当に切って 10ミリ幅程度の細い両面テープで固定しています。 このエアフィルターがある事で 負圧時にここからエンジンが空気を吸い込んでも ゴミを吸い込む事を防げるのでエンジンオイルが長持ちしますし ゴムホースの出っ張りが無くなってコンパクトになるので より設置する自由度が増えますが 必ずこの穴の部分を上に向けて設置する必要がありますね。 |
そのオイルキャッチタンクに接続させるホースは 9.5×15の耐油(ブリーザー)ホースを使いました。 写真のは定番のトヨロンホース(TR-9)ですが 内径9ミリの耐油ホースなら何でも使えます。 ちなみにST-9は、より耐油性能が高い スーパートヨロンホースになります。 9ミリのホースだとオイルキャッチタンクに取り付けると かなりカツカツのサイズなので 10ミリサイズを使いたい所なんですが エンジンに接続する場合は9ミリじゃないと 逆にスカスカになるので このオイルキャッチタンクとエンジンをダイレクトに繋ぐには 9ミリの内径じゃないと厳しいです。 今回は手抜きをして純正ホースに ホースジョイントを使って繋げるので10ミリ(TR-10・ST-10)を 使った方が良いですし、長さも1m以内で済みます。 エンジンとオイルキャッチタンクをダイレクトに繋ぐ場合は 2mほどあれば余裕で繋げられます。 |
ちなみにエンジンとダイレクトに接続する場合は こんな感じで結束バンドで軽く先を締めると 9ミリの内径でもしっかり接続させる事が出来ますよ。 |
ちなみに純正のブローバイホースが届く範囲なら 直接オイルキャッチタンクに接続する事が出来ます。 サイズ的にはかなりカツカツですけどね・・ |