HONDA CT125 エアフィルターとインテーク Vol.5 |
次はオイルキャッチタンクを使わないプランで 純正と同じようにブローバイホースを インテークに接続して吸わせます。 使ったアイテムはこの8ミリのLニップルです。 写真のはポリアミド製ニップルですが 樹脂類は基本的に耐油性があるので 一般的な樹脂製ニップルでも問題ありません。 |
これはやってもやらなくてもどっちでも良いのですが 拘るのなら先端部分にある出っ張りの先を カッターナイフでカットしておきます。 ニッパーでカットすると割れる恐れがあるので カッターナイフ等で切った方が確実ですね。 |
これによりインテークホースに繋げた時に 空気の流れの邪魔をしないようにします。 ニップルの素材は金属でも良いのですが 樹脂のニップルを使う事で このように加工が簡単にできます。 |
次はLニップルを差し込む穴を インテークホースに開けますが ブローバイホースの位置に合わせて ホースの真上に開けます。 ニップルのサイズと同じ 8ミリの穴開け(皮)ポンチを使います。 皮用のポンチを使って穴開けをすると 穴の形が先細りのテーパー形状になるので ニップルがしっかり引っかかってくれます。 素手でグリグリ回転させながら ホースに押し込むと穴が開きますが ホースの内側に硬い板(金属の直尺)のような物を 押し当てながら穴を開けると よりスムーズに綺麗な穴が開きますよ。 |
先端をカットした側をしっかり突き刺して少し引くと 良い感じで引っかかります。 このままでもしっかり接続出来ていますが より機密性や信頼性を高めるなら 矢印のニップルの周りにセメダインを塗って 24時間程度放置します。 |
これで車体のブローバイホースと接続出来るようになりました。 |
例ではエアフィルターの手前にニップルを付けましたが 車体側のブローバイホースはここまでしか伸びないので 実際には矢印の所(32mmのシリコンホース)に ニップルを取り付ける事で 純正のブローバイホースとダイレクトに繋げる事が出来ます。 |
エアフィルター手前の38ミリのホースに ニップルを取り付けたい場合は 耐油ホース(内径8~10ミリ)と 8ミリのストレートニップルを組み合わせる事で 車体のブローバイホースと接続出来ます。 |