HONDA CBR1000RR-R 520コンバート作業 Vol.1

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CBR1000RR-R_520Conversion_kit

今回はCBR1000RR-Rのドライブチェーン、ドライブスプロケット

ドリブンスプロケットを

純正の525サイズから520サイズにコンバートする作業です。

520サイズにサイズダウンするメリットは主に軽量化の為ですね。

あと、競技用の高性能なチェーンは

520サイズに集中しているのでチェーンの選択肢が広がります。

今回はもっとも効率的に作業を行える手順で

通しで一気に交換してみたいと思います。

 
サンスター392-16

まずはドライブスプロケットの交換から行います。

今回用意したアイテムは

サンスターの520サイズのドライブスプロケット(392-16)で

純正と同じ16Tですが15Tも選べます。

アマゾン と 楽天市場 の価格を参考にして下さい。

 
CBR1000RR-R純正ドライブスプロケット

まずはCBR1000RR-R純正ドライブスプロケット(525サイズ)の

重量を量ってみると244gでした。

防音のゴムが付いているので余計に重くなりますね。

 
CBR1000RR-R520ドライブスプロケット

次は今回取り付けるサンスターの

392(16T)を量ってみると186gだったので

58gの軽量化が出来ます。

520サイズになった事で厚みが薄くなった事もありますが

肉抜きされている事が軽量化に大きく貢献しています。

 
CBR1000RR-Rスプロケットカバー

それではさっそく作業編ですが

まずはスプロケットカバーを固定している六角ボルト3本と

シフトロッドを固定している割締め六角ボルトを1本を外します。

取付時の割締めボルトの締め付けトルクは10N・mです。

 

スプロケットカバーの下に

2つのコネクターが繋がっているので

先に赤矢印のコネクターを外します。

ツメは奥(車体側)にあるので摘みながら抜きます。

黄矢印のコネクターは手前にツメがありますが

こちらは外せたらこの状態で外します。

まわりが狭くて抜けない場合は

スプロケットカバーを動かして

外しやすい所まで持ってきてから抜き取ります。

 

ここのホース類を抜けない程度に

カウルの中に押しこんでおきます。

 

これでスプロケットカバーを外せます。

 

ドライブスプロケットのセンターにある

六角ボルト(14ミリ)を緩めておきます。

 
CBR1000RR-Rドライブスプロケット外し

そのままボルトを緩めようとすると車体が前に進もうとするので

車体に跨がってリアブレーキを踏みながらボルトを緩めるか

フロントブレーキにブレーキロッカーを付けてから緩めます。

今回はボルトを少しだけ緩めるだけで一端放置します。

シフトロッドは一端元の位置に戻し

ボルトを軽く手でまわして仮止めしておきます。

 

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