HONDA CBR1000RR-R 520コンバート作業 Vol.3

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CBR1000RR-Rリアアクスルシャフト

後輪が外れたらブレーキホースに負担を掛けない為にも

アクスルシャフトを通して

リアブレーキを元の位置に固定しておきます。

 
CBR1000RR-Rリアタイヤ

それではまず先ほど緩めておいた

ドリブンスプロケットナットとワッシャーを外します。

 
CBR1000RR-R後輪フランジ

ドリブンスプロケットが外れたら

新しいスプロケットを固定し直します。

 
CBR1000RR-R後輪ラバーダンパー

ちなみにスプロケットが固定してある土台(ドリブンフランジ)は

手前に引っ張ると簡単に外れるので

下に落とさないように注意して下さい。

 
CBR1000RR-Rドリブンスプロケット固定

新しいスプロケットをナットで固定しますが

対角線上に3週するくらいな感じで

少しづつ締め込んでいきます。

締め付けトルクは64N・mです。

 
CBR1000RR-R後輪

ホイールセンターのカラーを元に戻してから

逆の手順で車体に戻します。

 

ちなみに裏返すとブレーキローターの交換が出来ます。

ブレーキローターボルトの締め付けトルクは42N・mですが

ボルトには緩み防止剤が塗られているので一度外すと

新品のボルト(型番:90105-MKR-D30)に

交換するように推奨されています。

 

後輪を元戻す時の注意点・・

ブレーキパッド同士の隙間にローターを差し込みますが

予め適当な工具を使ってパッド同士の隙間を広げておくと

スムーズに差し込めますよ。

パッドの隙間を広げたら後輪を取り付けた後に

ブレーキペダルを数回踏んで

キャリパーのピストンを押し出すのを忘れずに。

 
CBR1000RR-RのETC.用電源

後輪を車体に差し込んだら

右側のカラーとキャリパーステーの穴の位置を合わせるように

後輪を足の甲か手で持ち上げ

キャリパーのパッド同士の隙間にブレーキディスクを乗せます。

 
CBR1000RR-R純正リアフェンダー

重いので素早くアクスルシャフトを最後まで差し込み

後輪を車体前側に押してチェーンを引っ掛けますが

四角いアジャストプレートの向きに注意して下さい。

最後に右側のアジャストプレートを通し

アクスルシャフトナットを落ちない程度に

緩く仮止めておきます。

ちなみにアクスルシャフトには

防水等の為に適当なグリスを薄く塗っていますが

別に塗らなくても良いです。

ただ、アクスルの両端に付いている

四角いアジャストプレートとスイングアームが

接触する面にはグリスを塗るように推奨されています。

これでドリブンスプロケットの交換作業が終わったので

この状態から次はチェーン交換に移ります。

 

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