HONDA CBR1000RR-R 520コンバート作業 Vol.2 |
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次は後輪のドリブンスプロケットを交換します。 今回用意したアイテムは サンスターの520サイズのドリブンスプロケット(RH-115-40)で アルミ製なので軽量なのが特徴です。 歯数は純正と同じ40Tですが48Tまで選べますよ。 |
まずはCBR1000RR-R純正ドリブンスプロケットを量ると505gでした。 525サイズの40Tの割にはかなり軽く 肉抜きや歯の部分以外の肉厚を薄くしてあります。 |
サンスターのアルミ製ドリブンスプロケット RH-115 40Tを量ってみると201gでした。 つまり304gの軽量化が行えます。 |
それではまずドリブンスプロケットを固定しているナット(17ミリ) を先に緩めておきます。 ほんの少しだけナットが緩むだけで良く 車体を前後に移動させて全てのナットを緩めて下さい。 あと、車体をサイドスタンドと前輪に寄りかからせるように押すと 後輪だけその場で回す事が出来ますよ。 |
次は後輪を外すので先に リアのアクスルシャフトナットを軽く緩めておきます。 工具は特大サイズの36ミリのソケットを使いますよ。 |
フロントのブレーキレバーに ブレーキロッカーを先に取り付けておく事で 車体をその場で持ち上げられます。 これを付けないで持ち上げると 車体が後ろに移動しながら持ち上がります。 あと、ブレーキロッカーを使う事で 後輪を持ち上げている時の安全性も増すので 持ち上げてから取り付けても良いですね。 |
メンテナンススタンドを使って リアのスイングアームを持ち上げます。 今回はスイングアームにM8のボルトを取り付け そのボルトに引っ掛けるタイプのを使っていますが スイングアーム自体を下から支えて 持ち上げるタイプのでも使えます。 |
まずはチェーンアジャスターを緩めるので 黄矢印のロックナットを緩めてから 赤矢印のアジャスターをねじ込んでおきます。 もちろん車体右側でも同じようにアジャスターを緩めます。 |
これが最大にアジャスターを緩めた状態です。 ここまでやる必要はないのですが メンテナンス性はそれだけ良くなりますよ。 |
先ほど緩めておいたアクスルナットを完全に外して 四角いアジャストプレートも一緒に外し アクスルシャフトを左側に抜き取ります。 シャフトには後輪の重みが乗っているので 後輪を下から足の甲で少しだけ支えてあげると あっさり抜けるようになります。 |
後輪が地面に落ちたら少し前に転がしチェーンを外します。 ちなみにアジャスターを緩めておけば アクスルシャフトが通っている状態でも 後輪を前に移動させればチェーンは外せます。 うまく前に転がらない時は 車体右側のブレーキキャリパーサポートと共に 後輪を前に移動させます。 スイングアームにチェーンを引っ掛けるので 傷が付かないように軍手等をチェーンの下に敷きます。 |
後はもう後輪を後ろに転がすと車体から外せますが ホイールとキャリパーのクリアランスが狭いので このようにキャリパーサポートごと 先に外して後輪を後ろに転がしても良いですね。 |
ブレーキキャリパーを外した場合は とりあえずここに放置しておいて 後輪を後ろに転がします。 |
後は後輪をナンバープレートの隙間から外すだけです。 ホイール両側のセンターに固定してある金具(カラー)は 外れやすいので先に外しておいた方が良いですよ。 |