KAWASAKI Ninja ZX-25R インプレッション Vol.1

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Ninja ZX-25R

CBR250RRと真っ向勝負。

価格がバカ高いプレミアムな250ccシリーズは

ホンダのCBR250RRから始まりましたが

今回のNinja ZX-25Rはその第二段に当たりますね。

2017年にCBR250RRが発売された時には

4気筒エンジンじゃねーのかよ!

と言う冷たい声もありましたが

排気ガス規制の厳しい今の世の中で

250ccの4気筒エンジンは現実的じゃないと

誰もが思っていた矢先

カワサキがそれを実現してくれました。

しかし、ユーロ6の排気ガス規制を間近に控える中

今度こそ本当にワクワクするようなパワーがある

ガソリンエンジンが終焉を迎えるかも知れません。

そうなればこのZX-25Rは

今度こそ本当に最後の250cc4気筒エンジンモデルになり

非常に貴重な一台になる可能性がありますね。

という事で今回はライバルのCBR250RRや

同社のNinja250と比較しつつ

インプレッションしてみたいと思います。

 
ZX-25Rローアングル

デザイン・外装

カワサキはNinjaシリーズのデザインを統一しているので

全体的な雰囲気はNinja250なんですが

所々にZX-6Rのテイストを感じますね。

見た目だけでなく、カウリングの脱着も

簡単に行えるように工夫されているので

実際に触ってみても設計の優秀さが伝わってきます。

 
ZX-25Rテールランプ

テールランプはLEDで

ウインカーは白熱電球という組み合わせは

もはやNinjaシリーズの定番となっていますが

今回ついにナンバー灯がLED化されました。

見た目的にはナンバー灯の先端部分が

ちょっとだけシュッと絞られているので

わずかにスマートになりました。

 
ZX-25R正面

インテークダクト

ZXシリーズと普通のNinjaを見分けるのに

もっとも大きな違いはフロントにあるインテークダクトなんですが

ZX-25Rでもダクトがあるので

ほぼほぼZX-6Rのような顔立ちなんですが

ダクトの開口部は6Rよりも小さめですね。

ただ、ZX-10Rのようにアッパーカウルが

スクリーンをしっかり覆っている枠部分があるので

レースシーンを想像させるような風格がありますね。

 
ZX-25Rインテークダクト

インテークダクトは車体の左側を通り

エアクリーナーボックスに繋がっています。

 
ZX-25Rロービーム

ヘッドライト

Ninja250等と同じデザインで

両目が発光するLEDのヘッドライトなんですが

そこそこ光が拡散してくれるので

真っ直ぐ走っている状態なら全く問題がなく明るいです。

 
ZX-25Rウインカーコネクター

ハイビームでは中心部分が発光します。

ヘッドライトの両端がハイビームのCBR250RRより

中心部分がハイビームの車両の方が

光がよく拡散するので明るく感じます。

 

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