クイックシフターとはクラッチレバーを使わなくても
シフトチェンジが出来る機能ですが
SEに標準装備されていて
ベースモデルではディーラーオプション扱いです。
ZX-25RはCBR250RRと同じく、電子スロットルなので
シフトアップ・ダウンの両方に対応しています。
そもそもクラッチレバーを使ってシフトチェンジしても
アシスト付きスリッパークラッチのおかげでレバーが軽く
あまり苦にならないのですが
これがあると無いのとでは
走っている時の雰囲気が全く違います。
スーパースポーツと呼ばれているバイクには
当たり前に付いている機能なので
絶対に付けた方が良い機能だと思います。
全ての車両で共通している
クイックシフターの決まり事としては
アクセルを1%でも捻っておかないとシフトアップが出来ないので
アクセルオフ時にはクラッチレバーを使ってシフトアップさせます。
あと、クイックシフターと言えども万能ではなく
ギア比が離れている1速~2速へのシフトアップや
極めて低い回転数からのシフトアップではギクシャクするので
そういう場合はクラッチレバーを使った方がスムーズです。
シフトダウンについてはそのような制約もなく
低い回転数からでもシフトダウン出来ます。
ZX-25Rをスムーズに走らせるコツとしては
1速目は車体が進み始めた4000回転以下で
速めにクラッチレバーを使って2速に入れ
後はクラッチレバーを使わずに
任意の回転数でシフトアップしていくと
スムーズに走れると思います。
クイックシフターに関わらずシフトフィールはかなり良く
理想的な節度感でしかもスムーズさもありますね。 |