YZF-R125・R15 フェンダーレスキットの取付 Vol.4 |
次はフェンダーレスキットを車体に固定します。 |
安物のフェンダーレスキットには ボルト類が付属していない可能性があるので 純正のリアフェンダーから このボルト付きのプレートとナットを移設して使えば 別途用意しなくても取付出来ますが・・ |
今回は出来るだけ軽くしたいので 別途、M6×12のフランジボルトと フランジナットを用意しましたが ナットだけは純正を使っても良いですね。 |
下側からフェンダーレスキットを車体に当てますが 同時にフェンダーレスキットの隙間から配線を車内に通します。 安物のフェンダーレスキットに取説はありませんが これが通常の配線の通し方ですね。 |
フェンダーレスキットを押し当てつつ とりあえず下から1本だけボルトを通してナットを仮止めすれば フェンダーレスキットが落ちる事はありません。 ちなみにボルトは下から上に通して 上側にナットを固定した方が 作業効率は悪いのですが 砂利等がネジ穴に侵入しないのでお勧めです。 今回はM6×15のフランジボルトを使っていますが 15mmだとナットからボルトがそこそこ飛び出すので やはり12mmの長さがベストかなと思いますが 基本的にゴムカバーを元に戻せば問題ないですね。 ただ、純正リアフェンダーから外したボルト部分を使うと かなりの飛び出し量になるので ゴムカバーが浮いてしまう可能性がありますね。 |
残り3本のボルトナットも固定して本締めします。 ちなみに純正リアフェンダーのナットの 規定締め付けトルクは7N-mです。 取り付けるボルトの強度にもよりますが 10N-m程度で問題ないと思います。 ちなみに配線を通すルートは 写真のように真上の隙間に通すルートも可能なので 配線を目立たせたくない場合はこっちの方が良いですね。 デメリットとしてはルートが遠くなるので 配線の長さが足りなくなる可能性がありますが 今回はギリギリ足りていました。 |
フェンダーレスキットと車体に出来る隙間は 黒のアルミテープを貼ることで埋めました。 |
真上(後方)から配線を通すルートの場合は 左右にあるフレームの裏側に通す事で ラゲッジスペースの邪魔になりません。 |
あとはナンバー灯とウインカーの端子を 接続し直すだけですが 写真を見ても分かる通り 社外品のウインカーだと左右の配線の見分けが付かないので 予め印を付けておかないと苦労するかもしれませんね。 |
ちなみに純正ウインカーだと プラス側は緑と茶色に分けてあるので 同じ色のケーブル同士を繋ぐだけです。 |
配線が繋がったのでキーを捻って ナンバー灯が発光している事と 左右のウインカーが正しく発光する事を確認しておきます。 |
ちなみにXSR用のフェンダーレスキットを YZFシリーズに固定する場合は このように結束バンドを6本ほど使う事で ボルトで固定するのと同等レベルに ガチガチに固定する事が出来ます。 |
XSR用のフェンダーレスキットを YZFシリーズに付けて下から見るとこんな仕上がりになります。 |
次はナンバープレートを固定しますが 保安基準を満たす為にリフレクターキットを装着します。 一般的にはこのような ナンバープレートと共締めするタイプですね。 ちなみに写真のは155cc以上のタイプなので ナンバープレートからステー部分がはみ出していますが 125cc用の短いタイプも売っています。 |
出来るだけスマートにリフレクターを取り付けるなら 貼り付けるタイプのリフレクターを使って 直接フェンダーレスキットに固定する事も可能です。 |
仕上げにナンバープレートの角度を調整し 左右のボルトナットを本締めします。 保安基準を満たすには 40度以下(垂直を0度とした場合)の範囲に収めます。 ちなみにXSR用のフェンダーレスキットだと ナンバー灯が車体に当たるので 写真の28度が限界の角度でしたので まるで純正リアフェンダーのような立った角度になります。 |