YZF-R125・R15 フェンダーレスキットの取付 Vol.2 |
それではまずYZF-R15用の フェンダーレスキットを例に組み立てます。 |
まずはナンバー灯を取り付けます。 |
付属のワッシャーとナットを使い固定しますが 緩み防止として別途、スプリングワッシャーか 緩み止め剤を使った方が良いですね。 |
正面からナンバー灯を確認し 出来るだけ水平になるように固定します。 |
次はウインカーを固定しますが ここにも緩み止めとして スプリングワッシャーを使った方が良いですね。 ウインカーを固定する角度は 車体に取り付けてみないと判断出来ないので ここでは外れない程度に仮止めしておきます。 |
ちなみにこれは純正のウインカーのような ゴムワッシャーとワッシャーを使って固定したパターンですね。 |
とりあえずこんな感じに仕上がりました。 ちなみに純正のウインカーだと 左右でプラス側のケーブルの色が違うので 見分けが付くのですが 社外品のウインカーは左右とも全く同じ色なので 右側にだけギボシ端子の手前あたりにマジックで印を入れるか テープを貼って印を付けておくと 車体との接続の時にスムーズに行えますよ。 |
プラスのケーブル側が黄色く目立つので 配線の保護をする為にも 5mmのコルゲートチューブを取り付け ビニルテープで固定すると目立たなくなります。 |
次はナンバー灯のギボシ端子を車体に合わせて 110型2Pコネクターに変換しておきます。 大抵がオスメスのセットですが 今回はオス側のコネクターと端子しか使いませんよ。 |
まずはギボシ端子の根元をニッパーでカットします。 |
電工ペンチのワイヤーストリッパー部分を使い 被覆を10mm~15mmほど多めに剥きます。 というのも、110型端子を固定するのに最適なケーブルよりも 明らかに細すぎるので 確実に通電させる為にも多めに剥きます。 |
しっかり銅線部分をねじって1本の銅線にしてから 折り曲げて被覆に巻き付けます。 |
110型端子を圧着しますが 本来は銅線部分と被覆部分の2箇所を圧着するのですが 銅線を巻き付けた被覆部分と その手前の被覆部分を圧着する事で 細いケーブルでもしっかり端子が固定出来ますよ。 写真は結構被覆部分が飛び出しているのですが 出来るだけ先端の圧着部分は 被覆とツラを合わせた方が コネクターに差し込みやすくなります。 もう片方の黒いマイナス側にも同じように オスの110型端子を固定します。 |
2Pコネクターに端子部分を差し込んで カチッとロックを掛けますが 重要なのはプラスマイナスの端子を固定する位置です。 写真を参考にコネクターに差し込む後ろ側から見た時に ツメ部分が上向きの時は右がプラス(黄)になるように固定します。 110型端子も差し込む向きが逆だとロックが掛からないので 写真を参考にして下さい。 |
これで車体側にダイレクトにナンバー灯を接続出来ます。 ちなみにウインカーのギボシ端子は ホンダ車用のギボシ端子のような小さいタイプなので ヤマハの車両に合わせて 一般的なギボシ端子に交換しておきます。 ギボシ端子も大抵がオスメスセットですが ウインカーにはオスのギボシ端子しか使いませんよ。 |
作業は先ほど行った110型端子の固定と全く同じです。 |
ただ、オスのギボシ端子を固定する前に 付属のスリーブ(短いのがオス用)を 先にケーブルに通しておきます。 これで車体にフェンダーレスキットを取り付ける準備が整いました。 |