YZF-R125・R15 フルエキゾーストシステム Vol.4 |
次はサイレンサーを取り付けますが フロントパイプに差し込んだ300セルのキャタライザーだけでは 排気ガスを完全な無臭にする事は出来なかったので サイレンサー側にもキャタライザー(300セル・48.6mm) を差し込みました。 |
サイレンサーを差し込んでから 先ほどと同じようにスプリングを取り付けますが サイレンサーによってフックの位置が違いますし アダプターを使うとより距離が長くなるので ビームスのカーボンサイレンサーに 60.5→50.8のアダプターを取り付けると 80mmのマフラースプリングが適合しました。 |
次はフロントパイプを回転させる事で スイングアームとサイレンサーの隙間を調整し 最後にサイレンサーを回転させて サイレンサーのロゴ等が真上に来るように調整します。 位置が決まったらサイレンサーに付属の マフラーバンドにボルトを通して固定します。 マフラーバンドが取付出来たら 吊していたヒモやリピートタイを外せます。 |
マフラーバンドを固定するのに使ったアイテムは・・ M8×60mmのボルト×1本と M8の幅広ワッシャー×2枚で 純正マフラーを固定していたボルトは 15ミリのスペーサーを付けた事で長さが足りなくなりましたが 裏側のナットとワッシャーは純正の物を使います。 |
スイングアームとサイレンサーの隙間は 上から見た時に大体10ミリ程度あれば問題ないと思います。 |
仕上げにエキゾーストパイプのナットを本締めしますが 取り付け時の締め付けトルクは15N-mです。 |
最後にサイレンサーのマフラーバンドを本締めしますが 締め付けトルクは20N-mです。 |
ちなみにLCIのチタンマフラーは 差し込み口が50.8mmの物を使ったので アダプターを介さずにダイレクトに取付しましたが その時のマフラースプリングは 55mmのスプリングが適合しました。 |
LCIのチタンマフラーだとこんな感じに仕上がりました。 |
ビームスのカーボンマフラーだと こんな感じに仕上がりましたが 差し込み口径を変換するアダプターを使うと 少し長くなってしまうので マフラーバンドを固定する位置が結構ギリギリですね。 |
マフラーバンドを固定する位置を変更したい場合は このようなM8の穴が空いた汎用タイプのステーと 短いM8のボルト、ナット、ワッシャーを用意しておきます。 |
これは違う車種ですがステーを使う事で マフラーバンドを固定する位置を後に移動出来ますし 写真のようなオフセットステーを使う事で アルミスペーサーを使わなくても済みます。 車体側のステーの根元の固定には 純正のボルトナットがそのまま使えますよ。 |