YZF-R125・R15 タイヤ交換作業とローダウン Vol.3 |
それでは新しいタイヤをホイールに装着しますが タイヤに記された黄色い軽点を エアバルブの所に合わせて装着する事と タイヤの銘柄によっては回転方向を指定した矢印があるので ディスクローターがホイールの奥側にある事を目安にして 反時計回りに矢印が向くように組みます。 |
まずはタイヤを押し込む時に触れるリム部分一週に ビートワックスかシリコンスプレーを吹いておきます。 |
ホイールにタイヤを押し込む時に ホイールと接触するビート部の表側と裏側に ビートワックスかシリコンスプレーを一週吹いておきます。 |
まずはタイヤの片側をホイールに押し込みますが 工具を使わなくても組めるので 写真のようにタイヤの手前から踏んでいって 半分ほど入った所で 四つん這いになるように両手でタイヤの奥側を押し込むと入ります。 |
残り半分も先ほどと同じように 手前から踏んでいってリム内に押し込んでいきます。 |
最初にタイヤを素手ではめ込んだ時とは違い こんな感じになるので押し込んでも入らないです。 |
残りのタイヤはタイヤレバーを使って入れるので まずはリムプロテクターを装着しますが この時もタイヤを踏んだ状態を維持して タイヤがホイールの外に出ないようにキープします。 |
タイヤレバーを左右に差し込んで 同時に持ち上げてリム内に入れますが 同意にタイヤを左右から踏んで戻らないようにキープさせます。 写真の所まで入れば あとはもう1回真ん中付近にタイヤレバーを差し込んで起こせば 完全にタイヤが組み込めます。 |
これでタイヤの組込作業は完了です。 ビートワックスを使わずにシリコンスプレーを使った場合は 両側のタイヤとリムの間を適当なウエスで シリコンの液体を拭き取っておきます。 |
あとは空気を入れていくと パン!パン!と片側ずつビートが上がります。 α-14のような柔らかいタイヤだと空気が抜けにくいので ある程度体力は使いますが自転車の手動ポンプでも ビートを上げる事が出来ます。 楽にビートを上げるには クルマに搭載されているような電動エアポンプを使うと 両手が使えるのでより確実にビートを上げられます。 どうしても空気が抜けてタイヤがフニャフニャの状態が続いた場合は タイヤを上から押さえながら空気を入れたり 軽く地面にタイヤを叩き付けてヨレを正す事で いずれは空気が入るようになりますし 空気が抜けているかどうかは音で判断できます。 |
ちなみに虫ゴムは最初に取り付けから ビートを上げる作業を行っても良いのですが 空気を入れる妨げになるので ビートを上げられる確率は確実に落ちます。 ようは抜ける空気よりも入れる空気の量が多いと いずれはビートが上がるというか タイヤがフニャっている最初がもっとも空気が抜けやすいので 確実にビートを上げたい場合は 虫ゴムを付けずに空気を入れて パンパンと2回音が鳴ってビートが上がったら 一端空気を抜いて虫ゴムを装着してから 指定空気圧の250kPaまで入れます。 |