YAMAHA XSR155 グリップヒーターの取付 Vol.5 |
今回はグリップヒーターの電源線を デイトナのDユニットと接続させました。 赤のプラス、黒のマイナス同士を Dユニットのギボシ端子に差し込むだけですが グリップヒーターは消費電力が大きいので 7.5Aの所に固定した方が良いですね。 Dユニットの詳細はここのページで説明していますよ。 |
電源の接続が出来たら動作確認をしておきます。 キーを捻ってACC電源が入ると グリップヒーターのボタンが点滅します。 初めの点灯はバッテリーの電圧チェックの為で さらにボタンを押すとグリップヒーターの電源が付きます。 消費電力が大きいので動作確認は素早く済ませます。 |
次は車体のACC電源とダイレクトに グリップヒーターを接続する場合は このような電源取り出しコネクターを作ります。 コネクターの作り方の詳細は Dユニットを説明した同じページで説明していますよ。 |
車体のACC電源とダイレクトに グリップヒーターの電源を繋げるとこんな感じになります。 |
仕上げにバーエンドを取付しますが 車体左側はこんな状態ですね。 |
車体右側のスロットルスリーブはこんな感じです。 バーエンドを取り付ける時は 車体側の切り欠きとバーエンドの飛び出し部分を 合わせて固定します。 |
バーエンドが回らないように握って抑えながら 六角穴付きボルトを締めます。 車体左側はこんな感じになりましたが 位置的にも完璧ですね。 規定締め付けトルクは7N-mです。 |
スロットルスリーブ側ですが グリップとバーエンドとの干渉は無いので そのまま純正のバーエンドが使えます。 車体右側に社外品のバーエンドを使う場合は グリップに触れないように固定する必要があるので 干渉する場合は付属のスペーサーや M6のワッシャーをボルトに通してスペースを確保します。 |
内部の飛び出し量も適正なのでバーエンドの代わりに グリップヒーター付属のキャップを使う事も出来ますよ。 キャップを使うメリットとしては 車体の幅を小さく出来る事で デメリットとしては車体を転倒させた場合 グリップヒーターの端が地面に接触して 破損する可能性がある事ですね。 |
これでグリップヒーターの取付作業は全て完了です。 |
温度設定は5段階でボタンを押す毎に レベル1からレベル5まで上がっていき レベル5の状態でボタンを押すと電源がオフになりますし レベル1の状態でもボタンを長押しする事で 電源がオフになります。 |
レベル2~5の状態でボタンを長押しして電源をオフにしたり バイクのキーを捻ってグリップヒーターの電源が切れると メモリー機能があるので 次からはボタンを1回押すだけで 電源が切れた時のレベルから始まります。 ちなみにバッテリーの電圧が低い場合は ボタンのLEDが点滅して電圧が回復するまで 電源が付かない安全設計になっています。 汎用品のグリップヒーターなんですが このような機能により 下手な純正グリップヒーターよりも優秀です。 |