YAMAHA XSR155 グリップヒーターの取付 Vol.2 |
バーエンドが外れたので まずは車体左側のグリップから外しますが 純正グリップを再利用しないのならカッターナイフで切って 取り外しても良いのですが グリップを無傷で残したい場合は オリジナルのシリコンヘラブレード工法を行うので このような120mm前後の長さのコーキングヘラの裏表に シリコンスプレーをたっぷり吹きます。 ちなみにブレーキクリーナーでも代用できますが 乾きやすいので素早く作業を行う必要があります。 |
グリップとバーの隙間にヘラを差し込んで 左右にグリグリしながら奥まで突っ込みます。 これを3~4カ所くらいに差し込んで行います。 希に製造時にボンドがタップリ付いている個体があるので 奥までヘラを刺せない事があるので その時はカッターナイフでカットするしかないですね。 |
グリップを握って回してみて空転するとそのまま外せます。 カッターナイフを使う場合は ハンドルバーに傷付けないように注意します。 |
車体左側のグリップが外れましたが 大きなボンドの残りカスがあれば取っておきますが XSR155はほとんどボンドが残らないタイプなので楽ですね。 |
ここからはスピード勝負なので 素早く行えば行うほど楽になりますよ。 それではグリップヒーターを取り付けるので グリップを固定する場所の末端から1/3程度に ボンドをぐるっと一周しっかり塗っておきます。 今回はウルトラ多用途SUソフトを使っています。 ボンドの硬さはソフトタイプの方が 作業性が良くグリップの固定には適しています。 色は黒でも透明でもどっちでも良いです。 |
そして素早くグリップの内部全体がベトベトになるくらい パーツクリーナーを吹きかけて滑りを良くしておきます。 パーツクリーナーはすぐに乾いてしまうので 素早くバーエンドに差し込みます。 |
左手の掌底打ちする所で グリップヒーターの末端を押し込みながら 右手でグリップヒーターを握り 少し回転させながらスイッチボックスに当たるまで差し込み 最後にスイッチが押しやすい位置に向きを調整します。 ぶっちゃけそこそこの力が要るので お茶碗しか持ち上げたことが無い人は 2人掛かりで作業を行います。 とにかくボンドが乾いてきたり パーツクリーナーが乾いてくると硬くなるので なるべく素早く作業を行います。 |
ボタンを丁度良い所に固定すると ケーブルも丁度良い所から出ているので 車体にケーブルを通しやすくなります。 |
グリップヒーターのケーブルを 他の配線と同じルートでトップブリッジの下を潜り 車体左側の燃料タンク前まで通します。 |
仕上げに結束バンドを使って グリップヒーターのケーブルを他の配線に固定しておきます。 これで車体左側のグリップヒーターの取付はほぼ完了です。 |