YAMAHA XSR155 グリップヒーターの取付 Vol.3 |
次は車体右側にグリップヒーターを取付します。 |
まずはアクセルワイヤーを緩めて作業性を高めておきますが 赤矢印のロックナットを左端まで緩めて 黄矢印のアジャスターを素手で回して最大まで緩めます。 |
これがアクセルワイヤーを最大に緩めた状態になります。 |
スロットルワイヤーカバーを外すので 真下にある2本の六角穴付きボルトを外します。 規定締め付けトルクは2.5N-mです。 |
カバーをパカっと開くと2本のワイヤーの末端にある タイコ部分が固定されているので ワイヤーを持ち上げて横にスライドさせると外れます。 |
ワイヤーを持ち上げるには 出来るだけ細い工具を使うとより簡単になりますし そもそもアクセルワイヤーが ユルユルの状態だとあっさり外れるので ハンドルバーを左右に切ってみて もっともワイヤーが緩む所を探ります。 ワイヤーがより緩んでいる方から外して下さい。 というのも片方のワイヤーが外れると スリーブがほぼフリーになるので もう片方は工具を使わなくても簡単に外せますよ。 |
ワイヤーが外れたらスリーブをハンドルバーから抜き取ります。 |
グリップヒーターにDタイプの巻き取り部品を差し込みますが 純正スリーブとだいたい同じ位置に ワイヤーのタイコが来るように取付します。 |
ハンドルバーのスロットルスリーブを固定する 末端部分が乾いていたら適当なグリスを薄く塗っておきます。 |
それではグリップヒーターを通しますが 先にスペーサー(黒い樹脂リング)を先に通します。 スペーサーはグリップヒーターを取り付けた時に 左右にグラグラする場合に取り付けしますが 車体の個体差による影響もあるので スロットルがスムーズに回らない場合は スペーサーを外します。 |
ワイヤーを固定し直しますが ワイヤーが触れる部分にも適当なグリスを塗っておきます。 スペーサーはタイコを固定する所のすぐ横に固定します。 |
左:通常時 右:アクセル全開時 グリップヒーターのケーブルが 時計で言うと7時~5時くらいの範囲に入るようにしておきます。 |
ケーブルの位置を微調整する場合は 上手くやればスロットルスリーブを そのまま抜くことが出来るので 角度を変えて巻き取り部品に刺し込み直します。 |