YAMAHA XSR155 グリップヒーターの取付 Vol.3

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次は車体右側にグリップヒーターを取付します。

 
XSR155(RG63)アクセルワイヤー遊び調整

まずはアクセルワイヤーを緩めて作業性を高めておきますが

赤矢印のロックナットを左端まで緩めて

黄矢印のアジャスターを素手で回して最大まで緩めます。

 

これがアクセルワイヤーを最大に緩めた状態になります。

 
XSR155(RG63)スロットルワイヤーカバー

スロットルワイヤーカバーを外すので

真下にある2本の六角穴付きボルトを外します。

規定締め付けトルクは2.5N-mです。

 

カバーをパカっと開くと2本のワイヤーの末端にある

タイコ部分が固定されているので

ワイヤーを持ち上げて横にスライドさせると外れます。

 

ワイヤーを持ち上げるには

出来るだけ細い工具を使うとより簡単になりますし

そもそもアクセルワイヤーが

ユルユルの状態だとあっさり外れるので

ハンドルバーを左右に切ってみて

もっともワイヤーが緩む所を探ります。

ワイヤーがより緩んでいる方から外して下さい。

というのも片方のワイヤーが外れると

スリーブがほぼフリーになるので

もう片方は工具を使わなくても簡単に外せますよ。

 
XSR155(RG63)アクセルワイヤー外し

ワイヤーが外れたらスリーブをハンドルバーから抜き取ります。

 

グリップヒーターにDタイプの巻き取り部品を差し込みますが

純正スリーブとだいたい同じ位置に

ワイヤーのタイコが来るように取付します。

 

ハンドルバーのスロットルスリーブを固定する

末端部分が乾いていたら適当なグリスを薄く塗っておきます。

 

それではグリップヒーターを通しますが

先にスペーサー(黒い樹脂リング)を先に通します。

スペーサーはグリップヒーターを取り付けた時に

左右にグラグラする場合に取り付けしますが

車体の個体差による影響もあるので

スロットルがスムーズに回らない場合は

スペーサーを外します。

 

ワイヤーを固定し直しますが

ワイヤーが触れる部分にも適当なグリスを塗っておきます。

スペーサーはタイコを固定する所のすぐ横に固定します。

 
XSR155(RG63)右グリップヒーターケーブル

左:通常時  右:アクセル全開時

グリップヒーターのケーブルが

時計で言うと7時~5時くらいの範囲に入るようにしておきます。

 

ケーブルの位置を微調整する場合は

上手くやればスロットルスリーブを

そのまま抜くことが出来るので

角度を変えて巻き取り部品に刺し込み直します。

 

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