NMAX (SEG6J) グリップヒーターの取付 Vol.2 |
それでは車体側で作業を行いますが D-UNITを設置している所にアクセス出来るように フロントアッパーカウルを外しておきます。 作業の詳細はここのページで掲載しているので 今回は省略しますよ。 |
次はハンドルバーを覆っているカバーを外します。 下から覗くと下向きに六角穴のキャップボルと クリップがあるので左右で両方とも外します。 クリップの外し方は真ん中を少しへこませてから 全体を抜き取ります。 取り付け時のプラスねじの締め付けトルクは1.8N-mです。 |
あとはツメで上下が繋がっているので カバーの前方側に左右で2箇所ずつあるので外します。 |
あとは後方に3箇所ツメがあるので外します。 |
これで上側のカバーが外せます。 |
次はグリップを外す為に 先にハンドルバーの末端にある 左右のバーエンドを外しておきます。 |
NMAXのバーエンドは差し込んで固定されているだけなので 素手でうまく全体を引き抜きます。 硬い場合はグリップとバーエンドの間に マイナスドライバーのような物を差し込んで テコの原理で浮かせると 指が入る隙間が出来るので外しやすくなります。 シリコンスプレー等を隙間に吹きたくなるのですが それをやると固定したい時にスルッと抜けてしまうので やらない方が良いですね。 |
左右のバーエンドが外れたら まずは車体左側からグリップヒーターを取り付けますが 純正グリップを再利用しないのならカッターナイフで切って 取り外しても良いのですが グリップを無傷で残したい場合は 必殺のシリコンヘラブレード工法を行うので このような120mm前後の長さのコーキングヘラの裏表に シリコンスプレーをたっぷり吹きます。 ちなみにブレーキクリーナーでも代用できますが 乾きやすいので素早く作業を行う必要があります。 |
グリップとハンドルバーの隙間にヘラを差し込んで 左右にグリグリしながら奥まで突っ込みます。 これを3~4カ所くらいで繰り返します。 |
グリップを握って回してみて空転したらそのまま抜き取れます。 |