NMAX (SEG6J) グリップヒーターの取付 Vol.4 |
次は車体右側にグリップヒーターを取付するので まずはアクセルワイヤーを緩めておきます。 とりあえずアクセルワイヤーのここのクリップを外して ゴムカバーを横にスライドさせておきます。 |
アクセルワイヤーの遊びを調整するナットが現れるので 赤矢印のロックナットを緩めて左端まで移動させてから 黄矢印のアジャスターを素手で回して 左端のロックナットにくっつけるまで緩めておきます。 アクセルワイヤーを元に戻す時の ロックナットの締め付けトルクは3.8N-mです。 |
次はスイッチボックスを外すので プラスねじを2本と六角穴のキャップボルトを外します。 取り付け時の締め付けトルクはプラスネジが2.3N-mで キャップボルトが2.5N-mです。 |
キャップボルトはこんな感じで 引きと戻しのアクセルワイヤーガイドを金具で止めているので この金具を下ろさないとスイッチボックスが外れません。 |
これでスイッチボックスをパカっと開けるので ここのアクセルワイヤーを適当な細い工具で持ち上げ タイコを巻き取り部分から外します。 アクセルワイヤーがキツくてタイコが抜けない場合は ハンドルを左右に切ったりして アクセルワイヤーがもっとも緩む所を探ります。 |
一本が外れたらスロットルスリーブはフリーになるので もう一本は簡単に外せますよ。 |
これでスリーブごとグリップを抜き取れます。 |
グリップヒーターに付属の巻き取り部品の中から Bタイプを選び取り付けしますが 取り付ける位置は純正グリップを参考に グリップヒーターのケーブルが 8~7時の方向に向くように取り付けます。 |
それではグリップヒーターを差し込みますが ハンドルバーのスロットルスリーブが触れる所が乾いていたら 適当なグリスを薄く塗っておきます。 |
逆の手順でアクセルワイヤーを取り付けしますが アクセルワイヤーに触れる部分にも 適当なグリスを塗っておきます。 |
スイッチボックスを掴んで仮止め状態にしてから スロットルを最大まで捻ってみて 電源ケーブルの方向がおおよそ8時から4時の方向に 収まっているかを確認し ケーブルがブレーキレバーに影響しないようにします。 |
電源ケーブルの位置を微調整したい場合は アクセルワイヤーが付いたままでも スロットルスリーブを抜くことが出来るので 差し込み直してからもう一度確認しておきます。 調整が出来たら逆の手順でスイッチボックスを元に戻し アクセルワイヤーの遊びも元に戻しておきます。 アクセルワイヤーの遊び調整は ハンドルを左右に切った時にワイヤーが張って 勝手にスロットルを開かないように遊びを作っておきます。 |
車体右側も左側と同じくらい ハンドルバーが飛び出しているので 付属のキャップは使えませんね。 |
仕上げにバーエンドを差し込めば これで右側のグリップヒーターの取付も終わりです。 |