Rebel 1100 DCT フロント(ドライブ)スプロケット交換 Vol.1

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サンスター392-16ドライブスプロケット

今回はレブル1100DCTの520コンバート作業を行います。

標準サイズの525サイズのドライブチェーンを

520サイズに落とすことで軽量化すると共に

前後のスプロケットも同時に交換します。

という事でまずはフロントのドライブスプロケットからです。

今回用意したアイテムは

サンスターの520サイズの16T(392-16)です。

純正と同じサイズの16Tですが

520のチェーンに合わせて520サイズのスプロケットです。

アマゾン や 楽天市場 の価格を参考にして下さい。

ちなみに520コンバートせずに

純正の525サイズのドライブスプロケットに交換する場合は

サンスターでは411-16になります。

 
レブル1100純正ドライブスプロケット重量比較

左:純正16T 中:サンスター 392-15T 右:サンスター 392-16T

まずはフロント(ドライブ)スプロケットの重量を量りました。

純正は525サイズという事もあり厚みがあるのですが

防振ゴムが付いているのでかなり重いですね。

サンスターのは両方とも520サイズですが

肉抜きされているのでかなり軽いです。

あと注目すべき点は15Tと16Tの重量差で

16Tの方が肉抜きされている穴が大きいので

さほど重量増にはなっていませんね。

 
レブル1100スプロケットカバー脱着

それではさっそく作業編ですが

まずはフロントスプロケットから作業を行います。

まずは2本の六角ボルトを外して

スプロケットカバーを外しますが

ボルトが奥にある事とボルト周りが狭いので

差込角が6.35ミリの8ミリソケット

長いエクステンションバーを使って外すのがベストですね。

 

下側のボルトはステップアームの隙間から

長いエクステンションバーを使うと簡単に外せます。

 

ボルトが外れたらスプロケットカバーを手前に向けますが

引っかけてあるケーブル類をカバーから外します。

 

そしてスプロケットカバーの内側を覗くと

下側に結束バンドを表から挿して固定してあるので

出っ張りを摘まんで外側に押し出します。

 

これでスプロケットカバーが外せます。

 
レブル1100スプロケットカバー裏側

ちなみにスプロケットカバーの内側には

チェーンガイドプレートがありますが

引っかけてあるだけなので作業中に落とさないように気をつけます。

カバーの内側はかなり油で汚れているので

ブレーキクリーナーを吹きかけて清掃しておきます。

 
レブル1100ドライブスプロケット

フロントのドライブスプロケットが向きだしになったので

センターのボルトを緩めます。

今回はまだ緩めるだけで

チェーンを交換してから最後に交換しますよ。

 

14ミリのソケットを使ってナットを緩めますが

まわりにフレーム等がある為、工具の可動範囲が制限されるので

出来るだけ長いエクステンションバーを使った方が

作業がしやすいですね。

車体が進まないようにDCTの車両では

サイドブレーキをしっかり掛けてからボルトを緩めます。

MTの車両ではリアブレーキを踏みながら

車体にまたがった状態でボルトを緩めます。

ちなみに200Nm以上のインパクトレンチを使うと

供回りしないのでブレーキを掛けなくても簡単に外せますよ。

ボルトが緩まったら

とりあえず素手で軽くボルト締め直して

スプロケットが外れないように借り止めしておき

ドライブスプロケットの交換はここで一端止めます。

 

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