Rebel 1100 DCT リア(ドリブン)スプロケット交換 Vol.2 |
次はリアのドリブンスプロケットを交換します。 今回用意したアイテムは サンスターの520サイズの44T(RH-113-44)です。 純正は42Tですが今回はあえて2山分大きい物を使いますが 無難なのは純正と同じ42Tですね。 フロントと同じく520のチェーンに合わせて 520サイズのスプロケットです。 ちなみに520コンバートせずに 純正の525サイズのドリブンスプロケットに交換する場合は サンスターではスチール製がJH-111Aで アルミ製がRH-111になります。 ちなみにスチール製だと純正と同じ42Tは無く 41Tか43Tの選択になります。 |
左:純正42T 右:サンスター RH-113-44T まずはリア(ドリブン)スプロケットの重量を量りましたが 純正はスチール製で525サイズという事もあり 厚みがあるので肉抜きされていますが686gほどありますね。 サンスターのアルミ製では2山分純正より大きくなっていますが 520サイズという事もあり275gでした。 |
それではリアのドリブンスプロケットを交換しますが レブル1100の場合、後輪を車体から外すには何かと手間なので もっとも簡単な方法でリアスプロケット交換をしますよ。 まずは後輪のアクスルシャフトを抜くのに マフラーのサイレンサーが邪魔なので先に外しておきます。 |
手抜きをしてマフラーカバーを外さない場合は このように養生テープを貼ってキズを付かないようにしますが お勧めは圧倒的に脱着の難易度が下がるので 矢印の六角穴付きボルトを外してカバーを外す手順ですね。 ちなみにカバーを取り付ける時の締め付けトルクは9N-mです。 |
カバーのボルトが外れたら 車体前方にスライドさせてカバーを外します。 |
2本のボルトで締めてある マフラーバンドをユルユルに緩めます。 ちなみに締める時の締め付けトルクは22N-mで 交互に数回にわたって締めます。 |
最後に裏側にあるナットを外します。 |
後はタンデムステップを手前に引っ張ると抜けるので サイレンサーがフリーの状態になります。 |
サイレンサーを支えながら スイングアームやステップのアームに当てないように サイレンサーを左右に捻りながら抜き取ります。 出来るだけガスケットを潰さない為にも 真っ直ぐに抜き取る事で再利用出来ますが 本来はサイレンサーを外すとガスケット(18392-MJ4-670)を 新品に交換する事を推奨されています。 これで下準備が整いました。 |
まずは2本の六角穴付きボルトを外して チェーンカバーを完全に外すか 右側(後ろ側)だけ持ち上げた状態で仮止めしておきます。 |
そして先にスプロケットの全てのナットを 半周程度緩めておきます。 19ミリのソケットと長いエクステンションバーを 組み合わせて外します。 車体を前後させてちょうど良い位置にすると 隠れるナットは一つだけになります。 |
それでは後輪を外すので 車体左側にあるアクスルシャフトのナットを緩めます。 27ミリの出来るだけ長い工具を使いますが 安全の為にもここではまだナットを緩めるだけにしておきます。 |