Rebel 1100 DCT インプレッション Vol.3

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レブル1100DCTエンジン

エンジン

CRF1100Lアフリカツインと同じエンジンなんですが

回転フィーリングが明らかに重くなっているので

全く違うエンジンに思えてきます。

エンジンを掛ける時もセルモーターが必死で

重いクランクを回している感じが伝わってきて

ハリウッド映画で見たような

いかにも大型クルーザーな雰囲気を漂わせます。

調べてみるとCRF1100Lよりも

重いフライホイールが使われているようですね。

最高出力はCRF1100Lよりも15PSほど下がっていますが

最大トルクを発生させる回転数が1500回転ほど下がっているので

より低回転域が得意なチューニングが行われています。

レブルシリーズと比較してみると

レブル250・500はDOHCという事もあり

エンジン回転数に応じてパワーが伸びる加速フィーリングなので

少しスポーティに思えるのですが

レブル1100はOHCという事で

低回転域から高回転域まで一定の加速フィーリングで

いかにも1100ccが持つトルクだけで

走らせているようなエンジンですね。

そういう所からもレブル1100はレブルシリーズの中でも

いかにも本場アメリカの大型クルーザー臭がする

雰囲気を強く感じます。

 
REBEL1100純正マフラー

マフラー

レブル1100を識別するのにもっとも分かりやすい所が

楕円の2本出しマフラーだと思いますが

CRF1100Lとは違う鼓動感というか

排気音の個性もここで作られています。

とりあえず空吹かしした音を収録してきたのでどうぞ・・

レブル1100 純正マフラーの排気音

排気音だけでなく

セルモーターが必死でエンジンを掛ける重々しい音にも注耳です。

ただ、排気音を心の底から味わいたいのなら

DCTモデルは選ばない方が良いのかもしれません。

それはまるで4輪自動車のCVT(MTモード)のように

シフトアップしても排気音がずーっと繋がっているからです。

あと、1500回転前後の低い回転数で走らせた時に

よりエンジンの鼓動感を強く得られるのですが

DCTだと自動でギアを下げる為に

1速以外では1500回転を切るような

低い回転数で走る事が出来ないのも理由の一つです。

 
REBEL1100デュアルクラッチトランスミッション

DCT(デュアルクラッチトランスミッション)

レブル1100とDCTの組み合わせは

レブル1100を唯一無二の存在にする重要なポイントで

レブルシリーズとしても

DCTを選べるのは1100ccモデルのみなので

レブル1100を選ぶ大義名分として

大きなポイントになりますし

他メーカーの大型クルーザーと比較しても

DCTを選べるのはホンダ車のみなので

ライバル車には無い大きな個性として光ります。

DCTの最も良い所はやはり自動で変速してくれる

ATモード(Dモード)がある所というか

むしろATモードがメインで

MTモードはおまけのように思えます。

その最大の理由はATモードであっても

プラス・マイナスボタンを押すと

いつでも任意に変速出来るからです。

あと、初期の頃のDCTと比べて進化を感じるのは

発進時の半クラ時間が明らかに短縮されているので

こなれた人間がクラッチ操作をして発進する感覚に近く

変速もよりスムーズになっています。

あと、2000回転を切るような低回転域でも

シフトアップが出来たりするので

より低回転域での変速の幅が広がったように思えます。

ATモードで変速を車体に任せると

より風景を楽しむ余裕ができるので

今まで様々な車両にDCTが採用されましたが

ゴールドウイングや今回のレブル1100のような

クルーザーとの相性がもっとも良いように思いますね。

ちなみに6速時の速度とエンジン回転数は・・

2000回転:53Km/h 3000回転:80Km/h 3800回転:100Km/h

という感じでした。

市街地の速度域では常時3000回転以下で走れますし

高速道路でも4000回転以下で走れるので

ゆったりと厳かに余裕のある走りが出来ます。

 
レブル1100DCT左ステップ

ただ、残念なのはDCTを採用した車両の中でも

レブル1100はディーラーオプションで

シフトペダルが付けられない所ですね。

そもそも、レブル1100DCTは、とにかく楽して乗れる事に

専念したような車両なので

どうせシフトペダルを付けたとしても使わないでしょ?

っていう感じなのは乗っていても何となく伝わってきますが・・

なのでどうしてもシフトペダルが欲しい場合は

MT仕様を選ぶしか無いですね。

 

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