NMAX CYGNUS GRYPHUS 合同インプレッション Vol.1

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NMAXとシグナスグリファス

今回は2021年型のNMAX(SEG6J)と

シグナスグリファス(SEJ4J)をバトル形式で

同時にインプレッションしたいと思います。

この2台は全く同じエンジンを積んでいる

兄弟車という事もありますし価格設定も非常に近いので

どちらを購入するか迷っている人も多いと思いますが

その迷いを断ち切れるかもしれない

濃厚なインプレッションを行いたいと思います。

 
シグナスグリファス

デザイン・・CYGNUS GRYPHUS

まずはシグナスグリファスから見ていきますが

先代のシグナスX5型までは空冷式のエンジンを使っていたので

比較的コンパクトなボディだった訳ですが

今回から水冷式のNMAXと同じエンジンを積んだ事で

特にシートまわりのボリュームが増したと同時に

バランスを取る為なのかフロント周りのボリュームも

厚みが増した印象ですね。

ヘッドライトも2眼タイプに変更されているので

よりスポーティな印象になりましたが

あらゆる所に歴代のシグナスを思わせるパーツが

使われているので紛れもなく

シグナスグリファスは6代目シグナスXなんだと思いますが

先代の5型シグナスXとは並行販売されていますね。

 
NMAX

デザイン・・NMAX

NMAXは今回が2代目になりますが

そもそも初代のNMAXが高い完成度だったので

初代の印象を崩す事無くキープコンセプトで登場した印象ですが

細かく見ていくと直線的なデザインから

曲線的なデザインに変更されているので

筋肉質でよりボリューム感が増した印象になりましたね。

まさに初代NMAXの完全版という感じで

価格以上の高級感があるデザインになりました。

 
シグナスグリファスヘッドランプ

灯火類・・CYGNUS GRYPHUS

シグナスグリファスのヘッドライトはロービームだと

今では珍しくなった片目だけの点灯ですが

LEDでもちゃんと光が拡散されるので

歴代の明るいヘッドライトはグリファスでも健在でした。

とにかくシグナスXシリーズは125ccのスクーターの中でも

ヘッドライトの光がしっかり広範囲に拡散されるので

夜でも快適に走れる印象があったのですが

シグナスグリファスでもしっかり継承されています。

 
シグナスグリファステールランプ

近未来を思わせるようなテールランプのデザインは

先々代の4型シグナスXからの流れなのですが

今回はぶっちゃけ最高傑作というか

今まで乗ってきた全てのバイクを集めても

シグナスグリファスのテールランプが

一番カッコイイんじゃないかと思ったくらいです。

ここだけ見ると125ccのスクーターには見えないですよね・・

まさにヤマハのデザイン力ここにアリですね。

 
シグナスグリファスブレーキランプ

ちなみにブレーキランプは独立して発光しますが

まるでスーパースポーツのバイクみたいですね。

 
NMAXヘッドランプ

灯火類・・NMAX

NMAXは先代同様に左右が一体型となった

LEDの2眼タイプなのですが

より左右の独立感が強くなっていますね。

ハイビームを点けるとヘッドライトの下側が発光していますが

シグナスXとは反対に

先代のNMAXのハイビームは歴代スクーターの中でも

明るくないというか全く光が拡散されない印象でしたが

今回はちゃんと光が拡散されるようになったので

夜でもちゃんと使えるハイビームに改善されていました。

見た目の高級感ではシグナスグリファスよりもNMAXの方が

凝っていてお金が掛かってそうですね。

ただ、光の拡散具合で言うと

やはりシグナスグリファスの方が一枚上ですね。

 
NMAXテールランプ

テールランプも一体型の2眼タイプなのですが

初代のNMAXはヤマハのデザインとは思えないくらい

残念なデザインでしたが

今回はフロントのヘッドライトからテールまで統一感があって

より洗練されたデザインになりましたね。

ただ・・シグナスグリファスのテールランプを見た後では

ちょっと個性に欠けるというか普通な感じに見えてしまいますね。

あと、余談ですが

シグナスグリファスもNMAXも

ウインカーは昔ながらの白熱電球ですが

シグナスグリファスは一般的なリレーを使って点滅させているので

簡単にLED化する事が出来るのですが

NMAXはあらゆる物がメーターパネルの所で一括制御されているので

ウインカーリレー自体がなく

抵抗付きのLEDバルブを使わないとLED化出来ません。

という事で・・

灯火類はシグナスグリファスの勝ちですね。

 

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