YAMAHA NMAX リアサスペンションの交換 Vol.4

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後はもう普通に左側にショックを組み込むだけです。

とりあえずショックをセットして上側のナットを仮止めします。

 

下側のボルトはショックを少し持ち上げる事で

ボルトの穴の位置が車体側と合うので

ショックを少し持ち上げながらボルトを通します。

ボルトが通ったら車体を支えずにボルトを本締めします。

 

他の3カ所のボルトナットも本締めします。

これでショックの取り替え作業は終了です。

後は逆の手順でリアフェンダーやカバー類を元に戻します。

 
NMAX光軸調整

前後の車高が変わると光軸の高さが変わるので調整します。

今回は後輪側の車高が高くなったので

そのままの状態だと光軸が低くなります。

矢印のネジを回して調整します。

 

工具は小さい8ミリのメガネレンチがベストですね。

ネジを緩める方向の反時計回りに回せば光軸が上がります。

撮影の為にサイドカバーを外していますが

前輪の所から手を入れれば

届く位置にあるのでいつでも簡単に調整できますよ。

 

NMAXの純正ショックより肉厚があるので

ナットの掛かり具合はギリギリですね。

 

車体右側はこんな感じで

プリロードを調整する出っ張りとマフラーのクリアランスも

余裕があるので簡単に調整できますよ。

 

左側もエアクリーナーボックスとの隙間には余裕があるので

余裕でプリロードの調整が出来ます。

 

こんな感じになりました。

 

シグナスX SR4型のリアサスペンションのインプレッション

プリロードを最弱設定にすると

シートに座ると同時にふわっと車体が沈み込み

まるでオフロード車のサスペンションのようですね。

実際に走ってみると、滑らかにタイヤが路面へ追従して

本当にオフロード車を思わせるような

柔軟なサスペンションの乗り味になりました。

もちろん乗り心地もかなり良いですね。

プリロードを高めると、まず座った時の沈み込みが少なくなって

走りにしっかり感が増して、NMAXの純正サスと

かなり近い硬さになった感じですね。

ショックの動きも渋さがなく滑らかで

NMAXの純正ショックより質の高い減衰力を感じます。

改めてNMAXのリアショックには安物が使われているという事を

体感させられた感じでした。

ただ、若干シート高が若干上がるので

ノーマルでもギリギリで運転されているような小柄な方には

お勧め出来ません。

 
  
 
 

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