Mazda ND ロードスター 車高調の取付作業 Vol.2 |
続けてスクリューを外しまくって トランクルーム正面の内張を外すと鉄板が出てきます。 |
そのまま、スクリューを外して左側の内張をめくると 鉄板の全貌が見えます。 鉄板を固定している六角ボルト(10ミリ)を全て外します。 |
左奥にある六角ボルトは少し外しにくいですが ロングソケットがあれば簡単に外せます。 |
それでは車体左側を例に作業をします。 鉄板の裏に燃料ホースがあり、さらにその奥に リアショックが固定されている目的のストラットタワーがあります。 赤矢印のナット(14ミリ)を2個、少しだけ緩めておきます。 14ミリのディープソケットを使うのがベストですが 奥のナットだけは、スペースが狭いので メガネレンチでないと工具が入りませんでした。 しかも、燃料ホースが手前にあるので非常に外しにくいです。 ナットをナメないように気をつけて下さい。
ちなみに、ローダウンスプリングに交換する場合は 黄色のナットを最初に緩めておきます。 ナットがショックと供回りして緩まない場合は 真ん中に六角レンチ(6ミリ)を刺して 押さえながらナットを緩めます。 |
反対側の右側も同じようにナットを緩めておきます。 問題は、車高調を取り付けた後に トランクルームの内張はどうするかですよ・・ 内張を元に戻すと、気軽に減衰力の調整が出来なくなりますよね。 かといって、内張を剥いだままにするとアレでしょ・・ その問題を解決するのが 運転席からショックの減衰力をコントロール出来る e-con2(00B-60J-1010)のコントローラーです。 内張を付けたい派の人の救世主ですが、結構な値段なので 私は内張を剥がしたままの方を選びます・・ |
車体の後輪側をジャッキアップさせるので 前輪にタイヤストッパーを使って車体が動かないようにします。 後輪駆動車の後輪を持ち上げる時には必須の作業ですね。 備えあれば憂い無しという事で、私は左右の前輪に噛ましています。 |
持ち上げる前に、左右のリアホイールのナットを緩めておきます。 それからいよいよジャッキアップさせます。 リアのジャッキアップポイントは デフケースの下を通るクロスメンバーの所です。 |
油圧ジャッキには車体に傷を付けない為に ゴムのアタッチメントを取り付けています。 |
車輌を持ち上げたら、両サイドのロッカーパネルのミミの所にある 一番メジャーなジャッキアップポイントに ジャッキスタンドをセットします。 ジャッキスタンドには、ラバーを敷かないと 車両側にキズが付きますよ。 |
ホイールを外したら リアショックの一番下にあるボルト(17ミリ)を外します。 結構長いボルトですよ。 |
裏を見てみると、ショックにナットがくっついていて ネジの部分はこの短い間だけです。 後はバネの圧力の掛かったブッシュの中を ボルトが通るのでそのまま抜けなくなっています。 怪力な人なら抜いてしまうかもしれませんが・・ |
ブレーキローターを足で下に押さえつけながら ショックのバネ圧から開放させている間にボルトを抜きます。 下げすぎても重みがかかるので ちょうど釣り合う位置になると、あっさりボルトが抜けますよ。 |
さきほど緩めておいたトランク内にある ストラットタワー上部の2つのナットを完全に外します。 |