HONDA モンキー125 タコメーターの取付 Vol.3 |
次は純正メーターと同じ所に固定するパターンです。 作業は少し・・いや・・かなり手間が増えますが もっとも自然にタコメーターを固定する方法だと思います。 まずはボルトが外せるスペースを確保する為に ヘッドライトを少し前に移動させます。 |
左右にあるプラスネジを外します。 |
ヘッドライトの下部分を少し前に出します。 |
上部はツメで引っ掛けてあるので 下に向かって抜きます。 |
ヘッドライトの前面部分が抜けたら ケーブルで車体と繋がっているので 矢印のツメを摘んで抜いてから外します。 |
左右にあるキャップボルト(六角5ミリ)を左右で外します。 |
最後に矢印の六角ボルト(10ミリ)を外します。 これでそこそこ自由にヘッドライトを動かせるようになります。 ちなみにヘッドライトを外しても光軸はずれないので 安心してください。 |
これで六角レンチを余裕で回せる スペースが出来たのでボルトを外します。 |
純正メーターとメーターステーを共締めして固定し直します。 ちなみに純正メーターの左側でも同じように固定出来ますが ボタン部分が飛び出しているので こっちの方がスペースに余裕があります。 |
ケーブル類のステーとメーターステーが ちょうど同じ高さなので干渉してしまい メーターを固定する角度を制限されてしまうので・・ |
ステーを曲げて微妙に角度を付けます。 車体側のステーを曲げても良いのですが こっちを曲げた方がタコメーターの視認性が 良くなるので一石二鳥ですよ。 写真はぶっちゃけ角度を付けすぎなので 実際はこの半分(5度以下)程度で良い感じになりました。 最初から10度ほど曲げてあるメーターステーもありますが それだと曲がりすぎなんですよ。 金属のプライヤーで曲げると ステーに傷が付くのでプラスチックプライヤーを使うか 雑巾等を工具に巻いて曲げます。 |
ステーを少し曲げるとこんな感じで 純正メーターと少し被る良い感じの角度になりました。 さらにタコメーターを見やすくするにはメーターステーを 車体後方に向けて捻りを加える必要がありますが 今回はやりませんでした。 |
こんな感じになりました。 でもさすがにこのメーターの向きは厳しいですよね。 |
予めメーターステーに逆向きでタコメーターを固定すると こんな感じになります。 これだとアイドリング時の回転数だと ちょうど垂直ゼロ指針みたいになりますよ。 レッドゾーンの8000回転あたりでは ちょうど12時の方向になるので視認性も高いです。 今回はこの向きで固定しました。 |
文字がこっちを向いていないと どうしても気持ち悪いと思う場合は 横出し用のメーターステーを使って下さい。 先ほどのステーよりも10ミリほど短くなるので スペース的にはかなりギリギリになります。 |
そのままステーを使うと やはり純正メーターのメーターリング部分が タコメーターと干渉してしまうので ステーに少し角度を付けます。 赤ラインの所をプライヤーか万力で固定して もう一本のプライヤーを黄矢印の所を掴んで 手前に5度もいかない程度に折り曲げます。 |
取り付けの時にやはりここの金具が邪魔になるので 下に向けて少し折り曲げておきます。 |
タコメーターを固定するとこんな感じになりました。 |
ステーを曲げた事で純正メーターと同じ傾きになるので 純正メーターに寄せて固定しても干渉しなくなります。 最初に取り付けたステーより スペースがさらにギリギリ状態なので このくらい寄せないと固定出来ません。 |
こんな感じの仕上がりになりました。 |