TROMOX MINO-B インプレッション Vol.1

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TROMOX_MINO-Bヘッドライト

本格的に電動バイクの時代が到来・・?

2022年は4輪自動車も含めて

各社、EVのラインナップが少しずつ増えて来ましたが

電動バイクも例外では無く

実際に電動バイクが購入出来る販売店も

日々拡大している事からも

より身近な存在になりつつあります。

今回、実際にEVバイク生活はどのようなものなのかを

体験する為にも導入したのが

中国のトロモックス社が製造しているMINO-Bで

原付一種(50cc)の区分に入るEVバイクです。

標準モデルのMINOはすでに数年前から

XEAM(ジーム)が国内で販売していますが

2022年から新たに輸入されるようになったのが

未舗装路に対応したMINO-Bになります。

今回はそのMINO-Bをインプレッションをしつつも

電動バイクを導入する時の障壁や現実を

見ていきたいと思います。

 
MINO

MINOとMINO-Bの違い

MINOをオフロード対応させたのがMINO-Bなんですが

主な違いはスイングアームがスチール製に変更され

延長されているのでホイールベースが長くなっています。

サスペンションが変更されているのか

レバー比が変わった影響なのかは分かりませんが

乗り心地は明らかにソフトになっている印象です。

ホイールも10インチから12インチにアップして

トレールタイヤが装着されているので

それに伴いシート高や最低地上高が上がっています。

あと、リアやヘッドライト周りにステーが追加されていますし

シートのデザインも変更されていますね。

スペック的にはバッテリーやモーターは同じなのですが

コントロールユニットが変わっているので

航続距離が少し短くなる代わりに

最高速度が上がっています。

 
MINO-B

デザイン

EVのデザインは大きく分けて2タイプ存在していて

あえてガソリン車と同じようなデザインにしている車両と

いかにも電動車っぽい近未来的なデザインの車両がありますが

MINO-Bはどちらかというと

電動車っぽいデザインなんですが

どことなくガソリンエンジン車っぽい雰囲気もありますね。

今思えばホンダのグロムも

そこそこ電動車っぽいデザインだと思うので

やはりMINO-Bにはどことなく

グロムの雰囲気があるように思えますね。

 
MINO-B灯火類

灯火類

当然ながらヘッドライトはLEDで

ヘッドライトを一周するリング状の車幅灯や

LEDのシーケンシャルタイプのウインカーは

さすがEVって感じで先進性を感じますね。

ロービームの状態では

ヘッドライトの上半分が発光していますが

50ccの原付1種としては明るさは十分にあるのですが

照射範囲はかなり狭いので

道交法上必要なので点灯している程度ですね。

 
MINO-Bハイビーム

ハイビームに切り替えると

上半分に追加で下半分も同時に発光するのですが

このハイビームは正直

125ccまでの原付2種と比べても最高レベルの明るさと

しっかり光が拡散されるのでかなり使えるハイビームですね。

ぶっちゃけ、EVバイクを昼間に乗るのは

通行人や特に自転車に対して

後から近づいてもまず気づかれないので

ちょっと怖いと思う時もあるのですが

逆に夜はライトがあるおかげで

周囲の人が容易に気づいてくれるので安心して乗れますね。

EVバイクも4輪と同じで

そのうち何かの音を発生させる事が

義務化される可能性があるので

本当に静かな電動バイクが買えるのは

今だけなのかもしれませんね。

 
MINO-Bテールランプ

テールランプはかなりシンプルなデザインなんですが

いかにも電動っぽい先進性を感じますね。

 
MINO-Bナンバー灯

ナンバープレートを固定しているステーは

スイングアームの末端に取り付けてあるタイプなのですが

当然、ナンバー灯もかなり明るいLEDなので

MINO-Bの灯火類は全てLEDという事になりますね。

 

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