TROMOX MINO-B インプレッション Vol.5 |
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リモコンキー |
リモコンキーと物理キーが2個づつセットで付属していますが
物理キーを使う時はシートを外す時と
ハンドルロックを掛ける時だけで
その他は全てリモコンキーを使います。
リモコンキーには3つのボタンがあり
上のカギのロックマークのボタンは
セキュリティをオンにするスイッチで
セキュリティを掛けてから車体に触れると
内蔵スピーカーから大音量のブザーと
車体が前後に小刻みに動くのですが
リモコンキーの電波を感知すると
セキュリティが働かなくなるので
オーナーは自らのセキュリティで誤爆しないようになっています。
ただ、ボタンを押していない時に発している
リモコンキーの電波の射程距離は
一般的なキーレスのバイクと同じでかなり短いです。
真ん中の緑のボタンは2回連続で押す事で
遠隔で車体の電源を入れられるので
ちょっとだけ近未来感を楽しむ事が出来ます。
ちなみにボタンを押した時に発する
電波の射程距離は4輪自動車並に長いので
大規模な駐輪所で
自分の車体の位置を確認するのにも使えそうですね。
下のボタンは車体の電源を遠隔でオフにしたり
セキュリティをオフにする時に使います。
ちょっと笑ってしまったのは
一度車体を起動させると
リモコンキーが無くても走り続ける事が出来るので
家にリモコンキーを置いたまま出かけてしまう可能性があり
出先で車体の電源を切ってしまうと
当然ですが起動出来なくるので注意したいですね。 |
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ハンドルロック |
ちなみにハンドルロックはクルーザーのバイクと同じで
フロントフォークの所にあるキーシリンダーを直接
物理キーを使ってロックさせます。 |
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電源スイッチ |
リモコンキーは常に電波を発してるので
その射程範囲なら直接車体の電源スイッチを押す事で
車体を起動出来ます。
普段はリモコンキーをポケットや
カバンの中に入れたままの状態だと思うので
車体のボタンを押して起動させる事がほとんどだと思います。 |
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ラゲッジスペース |
物理キーを使ってシートを外すと
車載工具が置いてあるラゲッジスペースと
左側にはバッテリーからの電源供給をカットする
青いスイッチのブレーカーがあります。 |
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ちなみにMINO-Bの車載工具の内容は
こんな感じになっています。
車載工具の充実ぶりと
車体の信頼性は反比例するというのが持論ですが
MINO-Bの車載工具はそこそこ充実していると言えますね。
注意する所はリアショックのプリロードを調整する
フックレンチが付属していない所ですね。 |
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車載工具を取ると感電注意マークが出てきましたが
ここに直接にケーブルを挿して充電するコネクターがあります。 |
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ちなみにラゲッジスペースの容量的には
500mlのペットボトルがスッポリ入るのですが
充電用のコネクターがある事からも
水滴を落とすような物は置かない方が良いですね。 |
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MINO-Bを買うと100Vコンセントと接続する
充電器も付いてくるので
こんな感じで車体に直接挿して充電出来ます。
カツカツ状態からフル充電するには約7.5時間ほど掛かり
3時間で約40%ほど回復出来ます。
充電中の電流を計ると2.85Aほど流れていたので
285Wの消費電力になりました。
4輪のEVに比べるとかなり少ない電流なので
家の電源設備にも優しいですね。
フル充電するのに掛かる電気料金は
地域にもよりますが約60円程度だと思われます。
うまく深夜電力を利用する事で
さらに安く充電する事も出来ますね。
ちなみにリチウムイオンバッテリーを長持ちさせる為には
80%~20%の間で運用するのがベストなんですが
航続距離的にもそうは言ってられない事もあるので
少なくとも100%の満充電だけは避けた方が良いですね。 |
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充電中に車体の電源を入れると
バッテリー残量をリアルタイムで確認出来ます。 |
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