TROMOX MINO-B インプレッション Vol.2 |
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シート |
見た目はまるでモンキーを思わせるようなシートなんですが
幅は細めでクッションも硬めなので
オフロード車のシートに近いですね。 |
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座る位置によってもクッションの硬さが変わるので
クッションが薄くなっているテールライト付近には座らずに
少し前気味に乗った方がクッションが多少は柔らかいのですが
身長170センチの人がリラックスして乗ると
どうしてもシートのテール付近にお尻が来ますね。
ただ、ガソリン車と比べると
圧倒的に航続距離が短い事からも
お尻が痛くなる前にバッテリーが切れる可能性が高いですね。
MINO-Bだけに装備されているグラブバーは
背負ったリュックの底を支えると重みを感じなくなりますし
グラブバーを掴んでその場でクルッと
車体を回転させたりも出来るのでかなり便利ですね。 |
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足つき性 |
標準のMINOよりもシート高が30ミリアップして
710ミリになったのですが
ホンダのグロムでも760ミリほどあるので
かなりシート高が低い事が分かりますね。
身長170センチの短足でも
余裕過ぎるほど両足がベッタリ床に着くどころか
両足で立つと股下からシートまでの隙間がかなり空くので
まるでおもちゃの乗り物に乗っているレベルですね。
標準車のMINOなんて逆にシートが低すぎて
本当におもちゃそのものだと思ってしまいました。
そもそも重量も76Kgしかないので
小学生でも高学年なら余裕で乗りこなしてしまうレベルですね。 |
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ライディングポジション |
車体自体はかなり小さく感じるのですが
実際に乗ってみるとハンドルの位置や
ペダルの位置が体にピッタリというか
窮屈感が一切無く
丁度良い感じで乗れてしまうので不思議ですね。
他のバイクで例えるならモンキー125と
ほぼ同じライポジと思って良いと思います。 |
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ハンドルまわり |
シートに座ってハンドルまわりを見ると
グロムやモンキーと同じような
アップタイプのハンドルバーが装着されているのですが
ハンドルバーを固定しているクランプあたりの口径が太いので
グリップを握っていても原付離れした剛性感を感じますし
モーター駆動という事で
微振動が手に一切伝わってこない所は新鮮に思えますし
エンジン車ではまず不可能なので高級感すら感じますね。 |
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ハンドルバーの右側には
SとEの走行モードの切り替えスイッチがあり
Sはスポーツモードで
原付離れした力強い走りが楽しめますし
Eのエコモードだと
まるで子供が乗る遊園地にある乗り物のような
いかにも原付っぽいヌルい走りが楽しめます。
スイッチボックスの下側にはハザードボタンと
スタータースイッチがありますが
EVなのでスタータースイッチは
セーフティスイッチとして機能していて
車体の電源を入れてからスタータースイッチを押す事で
発進出来る状態になります。
なので電源を入れて起動したとしても
スタータースイッチを押すか
サイドスタンドを起こさない限り発進しないようになっていますし
車体が停止している状態では
車体の傾きセンサーもセーフティとして機能するので
車体が傾いた状態では発進出来ないようになっています。 |
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次はハンドルバーの左側ですが
レバーはスクーターと同じでリアブレーキになります。
スイッチボックスにはハイビームの切り替えスイッチの他に
ウインカースイッチがありますが
このウインカースイッチがくせ者で
国産バイクのようにウインカーを出した後に
プッシュして戻るタイプではないので
繊細な力加減で元に戻さないと
左に出したり右に出したりを行ったり来たりしてしまいます。
その下にはホーンボタンと
まさかのクルーズコントロールボタンがありますね。 |
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クルーズコントロール機能 |
クルーズボタンを押す事で
その時のスロットル開度を維持してくれるので
うまく使いこなせばかなり便利な機能ですが
特にEのエコモードでは
常にスロットル全開状態で走り続ける事になるので
クルーズコントロール機能はありがたいですね。
ちなみにクルーズコントロール中に
速度の上げ下げは出来ないので
再びスロットルを捻り直してボタンを押す事で速度を調整します。
クルーズコントロールを解除するには
再びクルーズボタンを押すか
スロットルを捻り直すかブレーキを掛けます。 |
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