HONDA PCX ボスワッシャーによる加速の違い Vol.2

HOME - GARAGE - PCX - Boss Washer

PCXドライブプーリー

それでは取付作業編ですが

この状態までクランクケース内を分解します。

作業の詳細は

ウェイトローラーを交換するページにて掲載しています。

 
JF81型PCXボスワッシャー

こんな感じでボスワッシャーを通して

後は逆の手順で元に戻すだけで作業終了です。

ヤマハのNMAX用のボスワッシャーですが

このようにPCXのプーリーボスとピッタリサイズなんで

安全に使用する事が出来ます。

今回は2枚までボスワッシャーを噛ましてテストを行います。

本来ボスワッシャーは0.2ミリ厚のを1枚ずつ追加して

テストしていくような繊細な作業なので

0.5ミリ2枚を使った1ミリ厚は結構無理をしていますよ。

 

ボスワッシャーを噛ましたら組み直して

エンジンを掛けて前に進まない程度に軽くアクセルを煽ります。

この時にドライブフェイスのナットを

仮止め程度に締めると簡単に飛んでいくので

テストと言えども本締めしないと危険ですよ。

ナットの締め付けトルクは59N・mです。

 
ドリブンフェイス

空回しした後にリア側にある

ドリブンフェイス側のVベルトの状態を確認します。

 

するとボスワッシャーの厚みによって

このような違いが出ます。

ボスワッシャーを噛ましていない状態だと

ドリブンフェイスの外側にあるラインとツライチ状態ですが

0.5ミリ厚のワッシャーを噛ませると

ドリブンフェイスのラインより少しはみ出した状態になります。

0.5ミリ厚のワッシャーを2枚噛ませると

完全にドリブンフェイスからはみ出した状態になりました。

ボスワッシャーを噛ませるとドライブフェイス側の幅が広がり

Vベルトが溝に深く落ち込み

その分ドリブンフェイス側にVベルトが移動するので

こういう結果になります。

 
PCXアンダーカバー

PCXはクランクケース内のスペースカツカツサイズの

大きなプーリーが入っているので

このようにVベルトがクランクケースに干渉した跡が残ります。

ボスワッシャーを噛ませると

先ほどの写真のようにドリブンフェイスのより外側に

Vベルトが移動するので

当然ですがドリブンフェイス回りのクランクケースに

Vベルトが干渉しやすくなります。

逆にボスワッシャーを噛まさなくても

ドライブフェイスの外側にVベルトが移動する

時速85Km/h以上で走行を続ける事で

ドリブンフェイス側のクランクケースにVベルトが

干渉しやすくなります。

結局、左右どちら側を干渉させやすくするかの話なんですが

基本的にPCXはベルトがクランクケースに干渉しやすいというか

ノーマルの状態でも干渉するという事ですね。

 

Vol.1 > Vol.2 > Vol.3 > Vol.4

 

HOME - GARAGE - PCX - Boss Washer