HONDA PCX ウェイトローラーの交換 Vol.1 |
今回はPCXのウェイトローラーを交換します。 ウェイトローラー(おもり)を交換する事によって 自動変速機(CVT)が変速するエンジン回転数を変更し 加速重視にしたり、燃費重視にする事も出来ますが 今回はもっとも効率の良い スムーズな加速が出来る美味しい重さの ウェイトローラーに交換したいと思います。 今回用意したアイテムは キタコのウェイトローラー(16g)です。 スズキのアドレスV125と共有で 先代のPCXと同じウェイトローラーです。 10g~21gまで走行テストを行って計測をした上で ベストだったのが16gでした。 |
ウェイトローラーにも色々種類があって 主に1000円以下で買える安いウェイトローラーと 1500円前後のウェイトローラーがありますが 安いウェイトローラーではこのように 樹脂部分の表面がザラザラしていたり バリ(矢印の所)が残っていたりしますね。 純正と同じ品質のウェイトローラーを選びたいなら 1500円前後のウェイトローラーを買って下さい。 その為にも今回はキタコのウェイトローラーを選びました。 |
品質の悪いウェイトローラーをどうしても使いたいなら ウェイトローラーのグリスを薄く塗って 表面のザラザラをカバーしてあげます。 ウェイトローラー用のグリスは 樹脂部分に攻撃性が無い所が特徴です。 このグリスはウェイトローラーだけでなく プーリーボス等にも使えるので駆動系の メンテナンスにも使えますよ。 |
それでは作業に取り掛かります。 ウェイトローラーはクランクケース内にあるので クランクケースカバーを外していきます。 まずは矢印の六角ボルト(8ミリ)を2本外して 上側の黒いカバーを外します。 |
次に左側の黒いカバーを外すので 3本の六角ボルト(8ミリ)を外します。 |
補足・・ 左端にある六角ボルトはサイドカバーと被っているので 角度の付いたメガネレンチを使う事で外せますよ。 |
ボルトが外れたらカバーを手前に 持って来つつホースを外します。 |
ここのカバーは色々引っかかって少し外しにくいのですが 矢印の所に切り欠きがあるのでそこを利用して うまくサイドカバーの隙間から抜き取ります。 |