先代のJF56型よりもウェイトローラーが
1個あたり0.5g重くなっている事もあり
正直、JF81型のPCXは加速がモッサリしていて
美しい見かけとは裏腹に走り出しは重いですよね。
16gのウェイトローラーに変える事で
先代よりもパワフルになった新型PCXの
エンジンの本領が発揮されます。
この加速こそが新型PCXに期待していた加速力だと思いました。
エンジン回転数は純正の18.5gのウェイトローラーに対し
同じ速度の時は約500回転ほど上がるので
その分、燃費が落ちたり騒音は大きくなりますが
それを上回るほどの爽快な加速が出来るようになります。
125ccスクーター最速と名高いスズキのアドレスV125の初期型と
スタードダッシュで比べてみましたが
引き離されない程度のスタードダッシュ力が手に入りました。
最高速でもメーター読みで時速107Km/hを記録しているので
10g~21gのウェイトローラーの中で
16gが一番良い数字でした。
もちろんCVTの特性上、MT車みたいに安定して
いつも同じ結果を出せるわけではないので
平均的に良い傾向だったというのが正しいですね。 |