HONDA PCX ウェイトローラーの交換 Vol.2

HOME - GARAGE - PCX - Weight roller

JF81PCXクランクケースカバー

これでクランクケースカバーがむき出しになりました。

矢印の六角ボルト(8ミリ)を全て外します。

ボルトの長さに合わせて矢印の色分けをしています。

青の矢印のボルトは赤矢印のより少し長めです。

緑のボルトはケーブルを固定しているボルトなので

クランクケースからは外しますが

ブラケットには付けたままにしておきます。

 

補足・・

クランクケースカバーの真ん中にあるボルトは

穴が狭くて一般的な9.5mmタイプのソケットでは入らないので

6.35mmのソケットを使います。

 

ボルトが全て外れたら真っ直ぐ水平に

クランクケースカバーを外します。

くれぐれも落とさない様に気をつけるというか

保険の為にも予め地面には敷物を敷いて下さい。

長く乗っている車両では

ガスケットが固着してカバーが外れにくい場合がありますが

ゴムハンマーでカバー全体をトントンすると外れやすくなります。

 
JF81PCXプーリー

クランクケースカバーが外れました。

いよいよここからが本番です。

ウェイトローラーは左側のドリブンプーリーの中に

入っているので真ん中のナット(22ミリ)を外します。

 

当然、そのままナットを外そうとすると

プーリーが空回りするので

プーリーを押さえておく専用工具のプーリーホルダーを使います。

ホルダーには主に2タイプありますが

下のタイプは車種によっては

使いにくいというか使えない事が多いので

上側のタイプ(ユニバーサルホルダー)を揃えた方が万能です。

 
JF81PCXプーリー外し

プーリーの穴にユニバーサルホルダーを引っ掛けて

真ん中のナット(22ミリ)を外します。

ちなみにナットを取り付ける場合はユニバーサルホルダーが

時計回りに回ろうとするので写真のように地面に

ホルダーが押しつけられるので簡単です。

ちなみにナットの締め付けトルクは59N・mです。

 

補足・・

こんな感じでナットを外す時はユニバーサルホルダーを

クラッチアウターカバーに引っ掛けると

反時計回りにまわらなくなるので簡単に外せますよ。

 
JF81PCXドライブフェイス

ナットが外れたので外側にある

ドライブフェイスを手前に抜きます。

 
JF81PCXのVベルト

ドライブフェイスが外れました。

Vベルトが邪魔ですね。

 
JF81PCXのVベルト

Vベルトはケースの真ん中の出っ張りにでも引っ掛けておきます。

Vベルトは消耗品なので唐突なトラブルを避ける為にも

2万Kmほど走ったら交換しておいた方が良いですね。

 
JF81PCXプーリー外し

一番奥まで指を伸ばし

裏側のランププレートと真ん中のプリーボスを指で挟んで

プーリーをすべてまとめて抜き取ります。

 
JF81PCXクランクケース内

ドライブフェイス側が全て外れました。

 

Vol.1 > Vol.2 > Vol.3 > Vol.4

 

HOME - GARAGE - PCX - Weight roller