シフトフィールは節度感が少し緩めなので
引っかかりも少なくスムーズにシフトチェンジが行えますが
その分、ニュートラルに入れにくい傾向がありますね。
シフトアップ・ダウンに対応したクイックシフターを
標準装備していますが
先に発売されているGSX-S1000の
クイックシフターの制御と比べると
GSX-8Rではカチッとした
シフトスピードを重視したような制御ですね。
それでもギア比の影響もあってか
シフトショックは少ない方だと思います。
6速時の速度とエンジン回転数はメーター読みで・・
1500回転:36Km/h 2000回転:50Km/h 2500回転:60Km/h
3000回転:70Km/h 3400回転:80Km/h 3800回転:90Km/h
4200回転:100Km/h でした。
2気筒エンジンという事もあり
2速以降は最低でも1500回転は維持しないと
車体がガックンガックンするスナッチが出ますね。
他の車種で言うとホンダのVFR800Fと
ほぼ同じギアの重さでした。
GSX-8RとVFR800Fは同じフルカウルの
800ccという所も共通点がありますが
GSX-8RはVFR800Fのエンジンよりも
2000回転ほどレッドゾーンの回転数が低いので
つまり、VFR800Fに対して相対的に
ギア比の設定がローギヤードというか
6速までフルに使い切るようなギア比になっています。
なのでギア比の設定に関してはツアラーではなく
バリバリのスポーツだと思うので
そこがGSX-8Rの加速の気持ちよさにも
繋がっていると思います。 |