SUZUKI GSX-8R インプレッション Vol.3

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GSX-8R(EM1AA)メーターパネル

メーターパネル

最近支流になりつつあるTFTカラー液晶で

解像度も高く、文字もクッキリしているので

視認性が極めて高いですね。

これだけでも新型のバイクに乗っている感じがするので

メーターパネルって大事ですよね。

トリップメーターや瞬間燃費計、電圧計なども表示出来ますが

水温計は別枠で常に表示される所は良いですね。

 
GSX-8R(EM1AA)メーターパネルカラー変更

まわりの明るさによって

メーターパネルの黒と白が自動で反転するので

夜間は眩しさを抑える為に黒のバックになりますが

任意で固定する事も出来ます。

 
GSX-8R(EM1AA)メニュー画面

メニュー画面に入っての車両の設定画面ですが

走りに関する設定は

シフトタイミングを教えてくれるRPM SETと

クイックシフターのオンオフを設定する

QS SETの2項目だけですね。

 
GSX-8R(EM1AA)シフトタイミング設定

RPM SETの設定画面ですが

設定したエンジン回転数以上になると

タコメーターの青いバーが点滅し

レッドゾーンに入ると赤点滅に変わります。

正直、前を向いて走っている時は全く気付かないというか

アピールが弱すぎるので

やはり液晶画面とは別に

発光するLEDランプを用意しないと分かりづらいですね。

 
GSX-8R(EM1AA)電子制御設定

電子制御

昨今の大型バイクでは電子制御の装備が

当たり前のようになってきたので

液晶画面を見ながら各数値を変更したり

メニュー画面に入ってから設定を変更したりと

操作が複雑化していますが

GSX-8Rの電子制御の設定は実にあっさりしていて

TCの数値はTCS(トラコン)で、OFF、1、2、3までの介入レベルと

SDMSはA、B、Cの3パターンから走行モードを選べます。

予め説明書を熟読する必用もないシンプルな構成ですね。

SDMSのAは、いわゆるスポーツモードで

エンジンレスポンスがもっとも鋭くなり

Bは標準的なモードです。

Cは、いわゆるレインモードで

もっとも穏やかなアクセルレスポンスになります。

Aは不自然にレスポンスが上がる感じなので

Bの方が自然なレスポンスで扱いやすいですね。

一番気に入っているのはCの走行モードで

ダラダラまったり走りたい時や通勤に使う時は

穏やかなレスポンスの方が右手の疲れを軽減してくれますし

燃費も良くなると思います。

ちなみに、どの走行モードでも

最高出力は同じようですね。

 
GSX-8R(EM1AA)TCS設定

他メーカーではTCSをオフにする場合

メニュー画面から操作する必要があったり

ボタンを長押しするなど

間違ってOFFにしないような仕組みになっていますが

スズキ車の場合はOFF~レベル3まで

スムーズに選べます。

ただ、800ccの2気筒エンジンという事で

オフにしてしまうと1速での加速時では

フロントタイヤが浮いて

ウイリーしやすいので注意が必要ですね。

 

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