SUZUKI GSX-8R インプレッション Vol.2 |
HOME - GARAGE - GSX8R - Impression |
|
ライディングポジション |
セパレートタイプのハンドルなので
先に発売されたバーハンドルのGSX-8Sよりも
明らかにハンドル位置は低いのですが
トップブリッジよりもかなり高い位置にハンドルがあるので
かなり緩めな前傾姿勢ですね。
他の車種で例えるなら
カワサキのNinja250と同じくらいの前傾姿勢だと思います。
スズキ車全体に言える悪い所としては
ハンドル位置を変更しても
ステップ位置を変更しない所なのですが
今回はおそらくGSX-8Sの方に
ステップ位置を合わせてあるのか、少し前寄りなので
それも前傾姿勢を緩くしている要因だと思いますし
ツアラーとして乗るなら前寄りのステップの方が
疲れにくい姿勢を取れるので好ましいですね。 |
|
|
シート |
シートは完全にスポーツ系のシートなんですが
それでもSSのようなペチャンコのシートではないので
決してお尻に優しいシートとは言えないのですが
それでもクッションの厚みはギリギリ足りている感じですね。
おそらくシート高の高さを抑える為に
クッションに厚みを持たせなかったと思うのですが
そのさじ加減が絶妙ですね。
クッションを手で押すと標準的な硬さなのですが
実際に座ると若干硬めな印象に変わるので
最近のSSに採用されているような
高反発のウレタンが使われている感じですね。 |
|
|
足つき性 |
カタログのシート高は810mmという事で
高くもなく低くもない数値なのですが
身長170センチの短足が緊張をせずに
普通に乗れる高さの限界が810mmだと思っています。
しかし、GSX-8Rに限っては
810mmにしては少し余裕があるというか
フレームというかシート自体もスリムなのか
足を地面に付ける時にほとんど邪魔をしないので
足をスムーズに下ろせます。
ステップの位置はセパレートハンドルを採用する
バイクにしては少し前気味という事で
足を地面に付けようとすると
太ももは軽くステップに触れるのですが
ギリギリ足つき性の邪魔をしない位置でした。 |
|
|
ハンドルまわり・・CB1300SF |
フロントフォークのトップ部分が全く見えないという
斬新な設計のセパレートハンドルが印象的で
どことなく同社のGSX250Rに
雰囲気が似ているようにも思えますが
フルカウルという事もあり
ミラーやスクリーン、ヘッドライトまわりの重さが
ハンドルに全く掛かっていないので
GSX-8Sよりもより自然なハンドルのフィーリングになる所は
GSX-8Rの長所だと言えますが
スクリーンがカウル側にある事で
ハンドルの切れる角度が制限される為
最小回転半径はGSX-8Sの方が0.3mほど小さいですね。 |
|
|
右側のスイッチ類は最近流行の
キルスイッチとスターターが一体型のタイプで
あとはスリムなハザードランプがあるくらいですね。 |
|
|
左側のスイッチ類はメーターパネルのメニューを触る為の
スイッチが付いた最新のタイプで
上下に動かしてMODEスイッチで決定をする
感覚的に分かりやすいスイッチですね。 |
|
|
メニュー画面を操作する為の大きなスイッチが付いた為
ヘッドライトのハイビームを切り替えたり
パッシングをするスイッチが
スイッチボックの前面に付いていますが
最近の車両ではこのタイプが増えてきましたね。
この隔離されたスイッチの方が
間違って他のスイッチを押してしまう事も起きないですし
操作自体もしやすいです。 |
|
|
ユーティリティ |
まずはリアシートを外しましたが
典型的なスポーツバイクの狭いラゲッジスペースですね。
特にGSX-8Rは他車のスポーツバイクと比べて
より短くてシャープなお尻なので
小物を収納する為のスペースは
ぶっちゃけ無いと言って良いですね。
樹脂のプレート部分はおそらくETCを固定する為の物で
ETCだけでもスペースはほぼ埋まってしまいますね。 |
|
|
リアシート裏には六角レンチが固定されていますが
これがGSX-8Rの車載工具になりますが
この六角レンチでメインシートを外せます。
あとは外に飛び出させて
荷物を固定する時に使うラゲッジストラップと
ヘルメットのヒモを引っ掛ける為のフックがあります。 |
|
|
メインシートを外すとバッテリーと
エアクリーナーボックスが隙間なく詰まっているので
収納スペースは無いですね。
エアクリーナーボックスから
インテークパイプが後方に伸びていますが
最近のバイクの特徴として
インテークを出来るだけ長く伸ばす傾向がありますね。
おそらく低回転域でのトルクを確保する為だと思われますが・・ |
|
|
Vol.1 > Vol.2 > Vol.3 > Vol.4 > Vol.5 > Vol.6 |