10000回転で15馬力を発生させる
125cc国内最高スペックのエンジンなんですが
注目したい所は実はそこじゃなくて
振動が少なく滑らかに回る所がむしろ良いんですよ。
振動が少ないと、ちょっと良いバイクに乗っている感が出るので
バイク全体の印象が良くなるんですよね。
7000回転あたりからパワーが出てきて
11000回転あたりまで続きます。
そもそもが125ccなのでどうしても高回転域での
パワーが伸びる感じが分かりにくいのですが
一般的な10馬力前後の125ccと比べれば
そのパワーの伸びは圧倒的だと思います。
時速100Km/h前後で巡航しても
125cc放れした余裕のエンジンパワーがあるので
高速道路を走る事は出来ませんが
高速道路を巡航出来る動力性能は
十分に持っていると思います。
9500回転あたりからジリジリとお尻に伝わる微振動が出てくるので
それ以下で走ると快適でした。
エンスト耐性は特に良い訳でもなく
1000回転を切るとエンストするので
クラッチだけでスムーズに発進させるには結構厳しいのですが
少しでもスロットルを開けていれば
特に気を遣うことなく普通に発進できます。
燃費を伸ばす為に必死で燃費走行をした時の実燃費では
1リッターあたり約53Kmまで伸びましたが
そこそこブン回しぎみで走ると1リッターあたり約43Kmでした。
ちなみにカタログに掲載されているWMTCモード値では
1リッターあたり約45Kmです。 |