HONDA GB350 LED追加ライトの取付 Vol.1 |
今回はGB350にLED追加ライトを取付します。 街灯のある一般道を走る場合は ヘッドライトの明かりだけでも全く問題ありませんが 街灯が一切無い山奥の道や林道を 夜間に走る場合はヘッドライトのみだと非常に危険ですよね。 という事で今回用意したアイテムは X-STYLEの6連LEDライト(2灯60W)で 2個セットで売られています。 |
同じLEDライトのシリーズで 4連の20W、6連の30W、9連の45Wのモデルがありますが 9連は明るすぎて消費電力も大きすぎるので 1灯にする場合は6連の30Wモデルを使い 2灯にする場合は4連の20Wモデルがお勧めです。 30Wの1灯でも追加ライトとして十分な明るさがありますが 20Wの2灯仕様にするとヘッドライトが不要なくらい明るいです。 今回は30Wの1灯仕様にしてみたいと思います。 そもそも1灯だと車検には通りませんが カットラインが無いライトを取り付ける場合は どっちにしても車検には通らないという事で 検査の前に取り外す必要があります。 |
今回取り付ける6連30WのLEDライトは ブラケットとボルトを含めて233gでした。 ちなみに4連20Wモデルでは197gで若干軽いです。 このライトの長所は明るさに対しての軽さで 様々なLEDライトを所有していますが 高い次元で明るさと軽さを両立しています。 |
今回、LEDライトを車体に取り付けるにあたり 2パターンの取付方法を行います。 まずはバッテリーからリレーを介して 直で電源を取る方法を行い のちに車体に隠されている追加ライト用のコネクターから 接続する方法を行います。 GB350はおそらくインドではオプションとして LEDの追加ライトが設定されているようで 車体には最初から外付けライトを取り付ける 配線が組まれています。 なのでその配線を利用すれば 最小の出費でしかも簡単にLEDライトを取付出来ますよ。 ただ、問題としては・・ そのLEDライト用の配線は オプション電源(ヘッドライト内のACC電源)と ヒューズ(7.5A)を共有している為 消費電流は最大でも7.5A未満に抑える必要があります。 つまり、すでにUSB電源やタコメーター グリップヒーターをオプション電源に繋いでいる場合は 取付出来るLEDライトは20W×1個で おそらくギリギリの電流になってしまいます。 なので電装品を既に沢山取り付けている場合は バッテリーから直で電源を取る方が安心ですね。 |
それではさっそく作業編ですが まずはLEDライトの電源線の先に ギボシ端子(オス)を取り付けておきます。 |
最初から被覆が剥いてあるので ギボシ端子に付属しているスリーブ(オス)を通します。 被覆が剥かれていないLEDライトの場合は 電工ペンチかワイヤーストリッパーを使って 写真のように先端部分の被覆を3~5ミリほど剥きます。 |
電工ペンチを使ってギボシ端子を圧着します。 |
スリーブをギボシ端子の圧着部分に被せると作業完了です。 |
LEDライトの電源線では どうがんばってもバッテリーの所まで届かないので のちに車体に合わせて延長させる電源ケーブルを作りますが 基本的に電源まわりの作業は ギボシ端子をケーブルに圧着する作業がメインになります。 |
次はLEDライトのオンオフを切り替えるスイッチですが スイッチの配線の先端にも LEDライトと同じようにギボシ端子のオスを固定しておきます。 バッテリーに直で繋ぐといっても 間にリレーを使うのでスイッチに流れる電流も小さい事から どんなスイッチでも使えるのですが 今回はデイトナのスレンダースイッチを使いました。 |
それでは車体にLEDライトを固定しますが まずは固定する場所の選定です。 まずはプランAとして インドのCB350ではホーンを取り付ける為に 用意されたブラケットです。 とにかくホーンの音が鳴り響いているインドでは 大きなホーンを2つ付ける必要があるみたいで フレームの左右にブラケットがありますが 日本のGB350では 左側にだけホーンが固定されています。 ここだと配線も短くて済みますが フロントタイヤやフェンダーである程度 光を遮られるデメリットもありますね。 |
プランBはフォーククランプを使って LEDライトを固定する方法です。 GB350のフロントフォークは41mmなので それに対応したフィーククランプを使います。 |
フロントタイヤ(フロントフェンダー)は上下するので インナーチューブのもっとも高い個所に固定します。 後はブラケットの穴を利用して LEDライトのブラケットを固定します。 |