HONDA GB350 LED追加ライトの取付 Vol.5 |
これでLEDライトの電源を バッテリーからリレーを介して直で取る方法は終わりです。 次はGB350に隠された LEDライト用の配線を使って接続する方法で行います。 |
まずはコネクターを車体から回収します。 燃料タンク下を車体の左側から覗くと 黄矢印のビニルテープの中に LEDライト用のコネクターが2つ隠れているので ビニルテープを剥ぎます。 コネクターの位置は一見分かりにくいのですが IGコイル(赤矢印)の手前にあるので目印にしてください。 |
こんな感じでコネクターが出てくるので 赤矢印のツメを摘まみながら先端のコネクターを抜き取ります。 LEDライトを2灯仕様にする場合は 黄矢印のコネクターからも先端部分を外して回収します。 |
GB350のLEDライト用に用意されたコネクターは 住友の040型HX2極防水コネクターで 車体から引き抜いたコネクターはそのメス側です。 |
コネクター本体は車体から引き抜いたので 事前に用意するのは040型HX端子(メス)と ワイヤーシール(キャップ)を用意するだけで良いです。 ちなみにワイヤーシールには ケーブルの太さに応じてサイズがありますが 写真のSサイズ(グリーン)よりもMサイズ(紫)の方が適しています。 LED1灯だと2つずつ、2灯だと4つずつ用意しますが 040型は一般的な防水端子の090型よりも小さく ましてやギボシ端子と比べたらかなり小さい端子なので 圧着作業をミスった場合の為に 多めに確保しておいた方が良いですね。 |
それではLEDライトの電源線に 車体から引き抜いてきた040型コネクターを取り付けるので まずはゴムキャップを抜き取ります。 針で突き刺して手前にくり抜くか 反対側から針のような細い棒で押し出します。 |
ゴムキャップが外れました。 このゴムキャップは使わないので大事に保管しておきます。 |
ワイヤーシールを先に電源線に通しておきます。 後はギボシ端子と同じですが 先端の被覆を5ミリほど剥きます。 |
040型HX端子(メス)を圧着しますが ギボシ端子を圧着するような大きな工具は使えないので オープンバレル端子に対応した圧着工具が必要です。 ただ、端子自体は柔らかいので 写真のように見た目は汚いのですが ラジオペンチでも圧着出来ます。 今回もっとも重要なのは端子を固定する向きなので 写真を参考にしてください。 必ずプラスとマイナスとでは 端子の向きを同じにしないとコネクターに刺さらないです。 あと、車体側のコネクター(オス)の プラスマイナスに合わせる必要があるので プラスマイナスの線に対して 必ずこの端子の向きにする必要があります。 |
端子が圧着出来たらコネクターに端子を押し込みます。 |
端子がコネクターの先端まで通ると ロックされるので抜けなくなります。 |
仕上げにワイヤーシールをコネクターに押し込みます。 |
これでGB350用にワンタッチで接続出来る 専用LEDライトになりましたが・・ ただ、LEDライトの固定位置によっては 電源線が車体のコネクターに届かないので とりあえずLEDライトの電源線には ギボシ端子を接続しておいて 延長ケーブルにギボシ端子と 040型HX端子を接続させた方が確実だと思います。 |