HONDA GB350 グリップヒーターの取付 Vol.2 |
それでは車体の所で作業を行いますが グリップヒーターの電源の接続を行えるように 写真のようにヘッドライトの中にある ギボシ端子のACC電源を表に出しておきます。 ACC電源の取り出し作業は ここのページで詳細を載せているので ここでは飛ばしますよ。 |
次は車体右側のスロットルスリーブを外す為に アクセルワイヤーをユルユルに緩めておきます。 まずは右側のスイッチボックスから伸びている アクセルワイヤーのゴムカバーを横にスライドさせると 調整ネジが出てくるので 赤矢印のロックナットを緩めてアクセルグリップ側に寄せてから 黄矢印のアジャスターを回して 同じくアクセルグリップ側に寄せておきます。 |
さらにスロットル根元でもワイヤーを緩めるので 車体右側のエンジンヘッドの後ろにある このメッキのカバーを外します。 まずは矢印の六角キャップボルトを外します。 |
ボルトが外れると後は下から上に向かって 棒が刺さっているだけなので下向きにカバーを外します。 |
黄矢印のロックナットを 赤矢印のアジャスターの所まで緩めると ワイヤー自体を本体から外せるので 少し下に引っ張って外しておきます。 もし、作業途中でアクセルワイヤーの張りがキツくて 作業が出来なくなった場合は さらに緑矢印の戻し側のアジャスターを緩めて 本体から外すとさらにワイヤーが緩みます。 |
それでは車体右側のアクセルグリップの方から グリップヒーターに取り替えしていきますが まずは左右のハンドルバーの末端に取り付けてある バーエンドを左右まとめて先に取り外しておきます。 バーエンドに関してはここのページで 詳しく説明しているのでここでは飛ばしますよ。 |
スイッチボックスの裏にある2本のプラスネジを外します。 ちなみにこのプラスネジの締め付けトルクは2.5N-mです。 |
ワイヤーが邪魔でプラスドライバーが ネジに刺せない場合は ワイヤーの向きを変えてください。 硬くてワイヤーが動かない場合はこのように スイッチボックス根元にあるナットをスパナで緩めてから 向きを変えてください。 必ず作業が終わった後に緩めたナットは軽く締めておきます。 |
プラスネジが外れるとパカッとスイッチボックスが割れるので 次はスロットルスリーブに繋げてあるワイヤーを外します。 |
ワイヤーはこんな感じで 小さいめの適当な工具で浮かせて 先端のタイコ部分を切り欠きから抜き取ります。 これは写真の撮影上、 戻し側のワイヤーを例にはずそうとしていますが 最初に外すのは緩めておいた 写真左側の引き側のワイヤーからの方が外しやすいです。 ワイヤーの張りがキツい場合は ハンドルの向きによっても張り具合が変わってくるので 左右に動かしてみて緩くなる向きで外します。 |
引き側のワイヤーが外れれば スロットルスリーブは自由に動かせるので 戻し側のワイヤーは簡単に外せます。 |
これで右側グリップ(スロットルスリーブ)が外れました。 |