ノートオーラ インプレッションとe-POWERの取説 Vol.1

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ノートオーラ

今回はノートオーラのe-POWERのシステムについて

より深く探っていくと同時に

ノートオーラのインプレッションをしてみたいと思います。

 
E12ノートe-POWERエンジンルーム
FE13ノートオーラエンジンルーム

先代のE12ノート(上)とFE13ノートオーラ(下)の比較

まずはノートオーラが進化してきた歴史を知るためにも

先代のE12ノート e-POWERと

エンジンルームを比較してみましたが

E13ノートから採用されている第2世代のe-POWERでは

明らかにインバーターのサイズが小さくなっているので

より奥深い所に納めることが出来ていますね。

これによりフロント部の軽量化だけでなく

重心も下がっていると思われるので

ノートオーラのスポーティなコーナーリング性能に

寄与していると思われます。

 
FE13ノートオーラ・モーター

加減速時のフィーリングも先代とは明らかに違っていて

E12ノートは発進時からドカンとモーターの力強いトルクを

見せつけるかのように加速する印象でしたが

第2世代のe-POWERを搭載したE13ノートからは

モーター駆動ならではの上質さを感じられるような

滑らな加速感を味わえるようになっているので

加減速にも高級感のような物を感じられるようになりました。

なのでノートに高級感を足したノートオーラの性格にも

その滑らかになった加速フィーリングは

ピッタリマッチした感じがしますね。

先代のE12ノートに乗っている時にもっとも違和感を感じたのは

低速走行をしているのにエンジンだけが

必死にブン回っているような状況がありましたが

第2世代のe-POWERでは

そういう状況になる事はかなり希になったと思いますし

エンジンの騒音をエンジンルーム内に押さえ込む

遮音性が格段に上がったことで

そもそもエンジンがブン回っている事が

車内にいるドライバーにバレにくくなったように思えます。

 

先代 E12ノートとコーナーリング性能の違い

ノートと言えばe-POWERばかり注目されますが

特に今回のノートオーラではコーナーリングのキレの良さも

際立っているのでその理由を探ってみましたが

先代のE12ノートよりもホイールベースが20mm短くなり

トレッドが30mm~40mmほど広がっているので

よりスポーツ走行向きなホイールベーストレッド比になりました。

コンパクトカーと呼ばれているこのクラスでは

走りの気持ちよさよりも

車内をより広くしたいという需要が高いと思われるので

モデルチェンジする度にホイールベースが

拡大する方向に向かうのですが

ホイールベースが短くなった事や

17インチホイール、クイックなステアリングギア比の設定など

ワインディングではちゃんとコーナーリングも楽しめる

ハイブリッド車になったと思います。

 

ホイールベースが短くなると

どうしても後部座席の足下のスペースが狭くなるのですが

実際に座ってみると後部座席の背もたれが

リクライニング出来たりするので

普通に座っていても特に足下の狭さは感じないのですが

足下に荷物を置くとなると

足下の幅自体はそこそこ狭いので制限されますね。

まあ、後部座席の広さを求めるなら

素直にホンダのフィットを買った方が幸せになれると思います。

 

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