HONDA CT125 マフラーの交換 走行実験 Vol.6 |
左上:OUTEX純正バッフル+むき出しエアフィルター 右上:デイトナWバッフル+ノーマル吸気 左下:デイトナWバッフル+むき出しエアフィルター 右下:ノーマル それでは最後に吸排気における仕様の違いによる 加速性能の差を比較してみます。 アクセル全開状態にして少し回転数が上がった所で 映像を同期させています。 左上が吸気もチューンしたもっともレーシングな仕様で 右下が基準となるノーマル状態のCT125です。 それではスタートです。 |
1速7000回転付近ですが 明らかにノーマルだけ少し遅れていますが 他の差はほとんどないですね。 ちなみにOUTEXマフラーを付けた3台は タイヤ外径が違うので、ノーマル仕様と比べて 100回転分だけハイギヤードになっています。 |
2速にシフトアップして時速50Km付近ですが 差はほとんどないですね。 |
3速に入ってもほとんど差はありません。 |
4速6000回転過ぎですが そろそろCT125の最高速度に近づいてきたので この辺りからマフラーの抜けの違いや 吸気抵抗の違いが現れて差が出てくる領域ですね。 やはりノーマルが少し遅れている感じですが OUTEXマフラー同士ではさほど差が無い状態ですね。 |
ノーマルはかなりしんどい状態なんですが やはりもっともレーシーな仕様が もっとも早く時速90Kmに到達しましたね。 |
さらに加速をしていくとやはり明らかにノーマルの仕様が 遅れていることが分かります。 |
最終的に各最高時速はこんな感じになりました。 やはりもっともレーシングな仕様が もっとも最高速度が伸びていますが 静かに走れるデイトナバッフル仕様でも さほど動力性能は変わらない事が分かりますね。 CT125で抜けの良い社外品マフラーの性能が発揮出来るのは 時速80Km/hあたりからという事も分かって頂けたと思います。 つまり、まったり走る事がほとんどだと思われるCT125では 社外品マフラーの動力性能はもはや無駄で 排気音の音質が変わったり 車体が軽くなる恩恵の方がよほど大きいと言えます。 |
という事で色々やってきましたが OUTEXマフラーの良い所は クラシカルなCT110の純正マフラーのような ビジュアルにしてくれる所と アルミ製のサイレンサー仕様では 比較的リーズナブルな価格にも関わらず マフラー単体で約50%ほどの軽量化が出来る所ですね。 別売りのキャタライザーを付けたり 付属のトルクアップパンチングパイプを抜き差ししたり マフラーエンドのバッフルを替えたりと 好みに合わせて自由にカスタマイズが出来る所も良いですね。 過去に政府認証マフラーの排気音がうるさすぎて 後悔する事が何度もありましたが バッフルを自由に外せるOUTEXマフラーでは 純正マフラー並の音量にする事も容易です。 |